身代金(みのしろきん、英語: ransom)とは、人質の解放と引き換えに支払われる金銭のこと。一般には身代金と表記されるが、現代の刑法では身の代金と表記されており、公的な資料では「の」を挿入して表記される場合が多い。 身代金は、誘拐された人を解放させる場合に、対価として差し出される金銭である。 日本において誘拐犯は、身代金の受け渡し時に警察に確保される場合が多い。それゆえ身代金目的の誘拐が成功する可能性は低いとされる。戦後日本で未解決となった身代金目的の誘拐事件は1984年の江崎グリコ社長誘拐事件や1987年の功明ちゃん誘拐殺人事件など8件のみと97%近い解決率であり、8件とも身代金奪取には成功していないため、犯人から見た成功率は0%である(1960年に起こった吉展ちゃん誘拐殺人事件は犯人が身代金奪取に成功した上で身代金の受け渡し現場から逃亡したために迷宮入り寸前になっていたが。1963年