JR貨物は、機関車に不具合が見つかったため緊急の点検を行っていて、26日夕方以降に出発する予定だった貨物列車、およそ90本が運休し、荷物の到着が1日ほど遅れるなどの影響が出ています。 JR貨物では、今月7日に岡山市の機関区に所属する電気機関車で、脱線などの緊急事態を周囲の列車に知らせる「防護無線」の配線に不具合が見つかり、すべての電気機関車とディーゼル機関車など、およそ660両を対象にこの装置の点検が進められてきました。 その結果、さらに愛知県の機関区に所属するディーゼル機関車でも、この装置の出力が不足する不具合が見つかりました。 このためJR貨物は、点検が終わっていない300両余りの機関車の運行を急きょ取りやめ緊急点検を行っていて、26日夕方以降に出発する予定だった貨物列車、およそ90本が運休しました。 積んでいた荷物は、運送会社などがトラック輸送に切り替えるなどして対応していますが、中