1歳の長男に水や食事を与えず放置したとして、千葉県警木更津署は2日、保護責任者遺棄の疑いで、母親の無職、和田裕子容疑者(24)=千葉県木更津市大久保=を逮捕した。長男は死亡、同署は4日に司法解剖して死因を調べる。 逮捕容疑は6月28日正午ごろから7月2日午前10時ごろの間、長男の稜樹ちゃんを自宅2階の8畳間に放置した疑い。 木更津署によると、2日朝に和田容疑者が「子供を部屋に閉じ込めていた。水もやっていない」と自ら110番。自宅に駆けつけた署員が稜樹ちゃんを発見した。 和田容疑者は稜樹ちゃんを産んだ後、昨年9月に夫と離婚し、2人暮らしだった。木更津署は動機を調べている。