浮体原子力発電所(ふたいげんしりょくはつでんしょ)とは、水上/海中の船体・浮体に原子炉が実装された発電所である。 陸上の原発に比べ下記のような特徴を有している。 長所 地震に強い 全電源喪失でも海水の注水は容易 移設が可能で、メンテナンスや廃棄が容易 従来の発電所が設置不可能な遠隔地でも利用可能[1] 短所 船体建造費がかかる アクセスが困難 海中送電線のコストが掛かる 海中への固定・位置保持が問題である Flexblue(フランス語版)は、フランスのDCNによって増加する世界のエネルギー需要を満たすための解決策として提案された。発展途上国の電力供給を改善すること、及び先進国では遠隔離島などへの設置を設計意図としている。 長さ約100m、直径約12-15m 排水量1.2万tで、離島沖合5-15km 水深60-100mに設置され、5万-25万kwの出力で発電し、10万-100万人の島民に電気