ここ数年、アメリカなどはサメの保護論沸騰であります。 確かに魚ではありますが、このサメという軟骨魚類は、いわゆる魚の硬骨魚類が、数千、数万の卵を産んで子孫を残すのに比べて、卵で生むもののその数ははるかに少ないし、カプセルを海藻に生みつけるもの、卵胎生など、えらく繁殖数効率の悪い生き物であります。 ヒレだけとって身は捨ててしまうなんてことをやっていれば、激減するのはある意味当然であります。 ややヒステリックではあるものの、すでに絶滅が目前という考え方もあって、欧米の環境保護団体、ダイビング指導団体も、プロテクト・シャークの大合唱であります。 このヤドカリ爺は、毎号ナショナルグラフィックを愛読しております。 ありがたいことに近年は英語版も、日本語版も同時に刊行されるので、辞書を片手に苦労と読まずにすむようになりました。 そのナショナルグラフィックの今月号であります。 カリブの海で、ミノカサゴ、
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