イギリス人のカレー愛はいつ始まったのか イギリス人のカレー好きは、まったくもって堂に入ったものだ。イギリスにおけるカレー文化の歴史に始まりがあるとしたら、それは1600年。エリザベス1世が東方貿易の戦略として東インド会社の設立を許可した年だろう。とすると、ざっと420年のお付き合いということになる。 19世紀の本格植民支配に至るまでの350年の歴史を通して、イギリス人たちは一貫してカレー愛を追求してきた。イギリスにおけるインド・カレーの発展について記載している専門ウェブサイトによると、インド駐在イギリス人たちはカレーを楽しみつつも自分たちの舌に合わせるべく、現地料理人に命じて若干マイルドな味へとカレーを西洋化させたようだ。 こういったインド帰りのイギリス人たちが本国にカレー料理を広め、18世紀半ばには各種スパイスをミックスした「カレーパウダー」なるものが早くも市販されるようになり、料理本に
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