2020年3月19日に行われたC-HGBの発射実験[注 1]。 共通極超音速滑空体(きょうつうごくちょうおんそくかっくうたい、英語: Common-Hypersonic Glide Body, C-HGB)は、アメリカ合衆国で開発されている極超音速滑空体[2]。アメリカ陸軍の長距離極超音速兵器(LRHW)および海軍の通常型即時攻撃(CPS)兵器で弾頭として搭載される予定である[2][3]。主契約者はダイネティクス(英語版)社であり、また開発にはサンディア国立研究所も参加している[4]。 C-HGBの設計はサンディア国立研究所が陸軍向けに開発していた代替再突入システム(Alternate Re-Entry System)をベースとしているが[3]、技術的には、同研究所が1979年から1985年にかけて開発していたサンディア有翼高エネルギー再突入機実験(Sandia Winged Energe