CHAdeMO(チャデモ)はEV(電気自動車)の急速充電方法の商標名である。90kWまでの直流(DC)を用いる急速充電方法で、コネクターの規格や充電方法、通信方法をCHAdeMO協議会で統一している。充電器に絶縁変圧器を設け入力側交流系統と出力側直流系統を分離し[1]、系統の交流を直接用いない、直流の充電方法であるため、交流電圧の異なった世界各国で使用できるという利点がある。CHAdeMOの名称には、「CHArge de MOve = 動く、進むためのチャージ」、「de = 電気」、「(クルマの充電中に)お茶でも」の3つの意味を含んでいる[2][3]。2014年4月に開催されたIECにおいて、電気自動車用急速充電規格の国際標準の一つとして承認された[4]。 東京電力エリアにおけるCHAdeMO規格対応充電器のプラグ 車両側のリチウムイオン電池に負担がかからないように設計された直流急速充電方