通信大手の「ソフトバンク」は、北海道北部の日本海側に、合わせて出力100万キロワットの大規模な風力発電施設を建設する計画を、地元自治体に説明を始めたことが明らかになりました。 ソフトバンクによりますと、この計画では北海道北部の稚内市から増毛町にかけての日本海側の地域に、風車およそ500基を建設し、合わせて100万キロワットの発電を目指すということです。 この規模は、現在、北海道内で稼働している風力発電の出力、合わせて28万キロワットの3倍を超える規模に当たります。 ただ、計画の実現には多額の費用がかかる送電線の整備が必要で、これについてソフトバンクは、国が風力発電の導入を促すために打ち出している支援策で、送電線が整備されることを見込んでいるとしています。 ソフトバンクは、この計画について地元自治体への説明を始めており、「送電線の整備状況を見ながら、設置場所の調査などを進め計画を具体化してい