【台北=龍元秀明、比奈田悠佑】13日投開票された台湾総統選で、与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳・副総統が当選した。中国の威嚇に強く反発する蔡英文(ツァイ・インウェン)総統の強硬路線の継承を訴え、中国との対話を主張した最大野党・国民党の侯友宜・新北市長らを破った。頼氏は5月20日に総統に就任する。台湾で1996年に直接選挙が始まって以来、同じ政党が初めて3期連続で政権を担うことになる。副総統に
蔡英文の覚悟 中華民国(台湾)の総統府は、日本植民地期の20世紀初頭に建てられた、広大で荘厳な建物をそのまま用いている。この事実は、中国共産党の好戦的な挑発にもかかわらず、ゆうに100年以上の間、台湾がその支配下に置かれていないという事実を思い起こさせる。 2022年9月、私は蔡英文(ツァイ・インウェン)総統にインタビューするためそこを訪れた。エントランスから高くそびえる中央塔は、中国による侵攻の際、格好の標的となりそうだと私は思った。 2022年で在任6年目となる蔡英文は、台湾初の女性総統である。私たちは、ランの花と大きな振り子時計のある、広々とした部屋で面会した。蔡は多くの側近を従えて入室してきた。その多くは男性である。蔡は、はつらつとしてフレンドリーであり、それでいて事務的であった。私たちが向かい合ってアームチェアに腰かけた間、雑談はほとんどなかった。蔡は控えめながらも自信に満ちてい
【台北=龍元秀明】台湾で4年に1度の統一地方選が26日、投開票された。蔡英文(ツァイ・インウェン)総統率いる与党・民主進歩党(民進党)は、台北市など主要都市で相次ぎ首長ポストを落として大敗した。蔡氏は同日夜、責任を取り党トップの党主席を辞任すると表明した。総統としての職務は続けるが、政権への打撃は避けられない。蔡氏は26日夜、台北市内で記者会見し、「結果は期待通りでなかった。責任は全て私にある
台湾防衛で米軍介入、再び明言 バイデン氏、中国は「強烈な不満」 2022年09月19日18時32分 18日、バイデン米大統領=ロンドン(AFP時事) 【ワシントン、北京時事】バイデン米大統領は18日に放映された米CBSのニュース番組「60ミニッツ」のインタビューで、米軍が台湾を防衛するかどうか問われ、「もし過去に例のない(中国による)攻撃が実際にあれば、イエスだ」と語った。中国が台湾侵攻に踏み切った場合、米軍を介入させる考えを改めて明言した。 2秒で時速200キロ!航行場所は軍事機密◆米空母「ロナルド・レーガン」乗ってみた【news深掘り】 これに対し中国外務省の毛寧副報道局長は19日の記者会見で、「強烈な不満と断固とした反対を表明する」と反発。既に米側へ「厳正な申し入れ」を行ったと述べ、抗議したことを明らかにした。 バイデン氏は、米軍兵士が中国の侵攻から台湾を防衛するかどうか聞かれ、「そ
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【重要】『首相、台湾を「国」と表現』 菅義偉首相は9日の党首討論で、海外の新型コロナウイルス対策の事例として、オーストラリア、ニュージーランド、台湾の名前を挙げ、「3国は強い私権制限を行っている」と述べた。https://t.co/uRFYo1TxUX ※やっぱり先の考察の通り、「何かあった」ようで… — 黒色中国 (@bci_) 2021年6月9日 昨日の…いや「最近」のニュースで、最も衝撃的だったのはこれだろう。 2021年6月9日、日本の首相が、ついに台湾を「国」として認めた。 ただ、この発言の前から「予兆」はあった。それがツイートの文末に書いた「先の考察」だが、それも含めて、こちらで紹介しておく。 【目次】 6月3日、茂木外相が「台湾国内」と発言 議事録にそのまま掲載されるか? 台湾を「どんな国」として認めるのか 【余談】 中国では台湾を「島国」と呼ぶのもNG 【追記】議事録への掲
台湾の蔡英文総統は日本政府から新型コロナウイルスのワクチンが届いた4日、6月4日が天安門事件から32年の日と重なることを関連付け、フェイスブックにメッセージを投稿しました。 メッセージは「同じ信念を抱く人たちが互いに支え合わなければなりません」という書き出しで始まり「6月4日というこの日に日本からのワクチンが台湾に届きます。私たちは同じように自由と民主の価値を堅持するパートナーから助けられ、民主主義にいっそうの自信が得られたことに感謝します」としています。 続いて「32年前のこの日、天安門広場で犠牲になった若者たちのことを忘れることはありません」としたうえで「自由と民主を誇りに思う台湾のすべての人たちがこの日を永遠に忘れず、信念をかたく守り、困難にも動揺することがないと信じています」と結んでいます。 中国 台湾 蔡英文政権を強く非難 台湾が、日本からの新型コロナウイルスのワクチンの支援に感
TBSの金平茂紀キャスターが9日、同局系「報道特集」(土曜、後5・30)において、台湾のIT大臣オードリー・タン氏(39)を「私たちが見慣れているあの日本のリーダー達とは違って」とその手腕を評価した。膳場貴子キャスターは日本と台湾の違いに「がく然とする」と語った。 金平キャスターは冒頭で、「世界のなかでもコロナ対策がかなりうまくいってるのは台湾です」と紹介。「台湾のIT大臣オードリー・タン氏は、私たちが見慣れているあの日本のリーダー達とは違って明晰かつ、柔軟な判断力を示してくれています」と番組単独インタビューに応じたことを伝えた。 タン氏は「私は政府、閣僚とともに政治をしているが政府や閣僚のために働いているわけではない」などと自身の姿勢を述べた。日下部正樹キャスターが「コロナ制圧の秘けつ」を尋ね、タン氏は「丁寧に説明してキャンペーンを行った。自分の手から顔を守るためにマスクをしましょう。自
台湾・台北のイノベーション・センターで、写真撮影に応じる唐鳳氏(2020年6月16日撮影)。(c)Sam Yeh / AFP 【7月16日 AFP】ポピュリズム(大衆迎合主義)が社会の分断を招き、二極化が進んでいる今、台湾のデジタル担当政務委員(IT担当相に相当)を務める唐鳳(Audrey Tang)氏(39)は少数派に共感を示し、「すべての側面」を見るという自身の政治手法は、トランスジェンダーというアイデンティティーに支えられていると話す。 唐氏はトランスジェンダーであることを公にした世界初の閣僚で、14歳で学校をやめてから自分の道を開拓してきた。 プログラミングを独学し、学校教育を離れて2年後には自身の会社を立ち上げ、米カリフォルニア州シリコンバレー(Silicon Valley)でキャリアを構築した後、台湾に戻って入閣。自称「保守的な無政府主義者」としては異例の歩みだ。 台湾の蔡英文
世界中でコロナ禍がすすむ中で注目されているのが台湾だ。4月14日に、36日ぶりにコロナ感染者0人を発表。累計の感染者についても約400人にとどまっている。近隣諸国と比較すると少ない感染者数もさることながら、マスク対応が先をいっているのである。ICチップがついた保険証で「予約」することで99%手に入るし、逆に買い占めが絶対不可能という「Eマスク」システムを実施したのだ。 反面、日本では今もマスク騒動が続いている。早くから薬局をはじめ、多くの売り場からマスクが消え、メルカリやヤフオクで高額転売される事態となった。また、政府が全世帯に布マスクを配布することを決めると、SNSを中心に「アベノマスク」と揶揄する投稿が散見されるようになる。「布マスクを出品しないように」と、今度はメルカリからアナウンスされるなど、マスク騒動がおさまらない。 関連記事:新型コロナで世界が注目、IQ180の台湾女性IT大臣
「国民を守れる国」は何が違うのか 事態の悪化に先んじる迅速な決定、次々と打ち出される合理的できめ細やかな措置。厳格な防疫態勢、マスクの配給システムや国民への積極的な情報公開、さらに中小企業やアーティストへの支援策まで、台湾の新型コロナウイルス禍への対応は今や世界的に評価されている。 それは単に台湾の人口が少なかったり、国土が小さかったり、たまたますごい人物が政権の中枢にいたからではない。「強い政府、機能する行政、国民を守れる国」の秘密は、台湾という国家の仕組みそれ自体にあった。日本とはどこが違うのか。今回の記事では、その本質に迫りたい。 「たまたま優れた人材がいたから」ではない 今回の対コロナ対応で、台湾が迅速に決定を下し、行政が有効に行動できたのは、もちろん蔡英文さい えいぶん総統、陳建仁ちん けんじん副総統、蘇貞昌そ ていしょう行政院長(首相)、陳時中ちん じちゅう衛生福利部長(厚労大
安倍晋三内閣の新型コロナウイルスの感染拡大対策に、国民から厳しい批判の目が向けられている。共同通信が15、16日に実施した世論調査では、前回から8.3ポイント下落の41.0%、不支持率は前回から9.4ポイント増の46.1%となった。他社の調査も同様の傾向で、産経新聞とフジテレビが22、23日に実施した調査では支持率36.2%(前回比8.4ポイント減)で、不支持率の方が10ポイント以上高くなった。 【写真】世界が注目する38歳の天才 オードリー・タン氏 一方、世界的な感染拡大が続くなか、支持率が“爆上げ”した政治家もいる。台湾の蔡英文総統だ。24日に公表された台湾民意基金会の調査によると、支持率は68.5%。先月調査から11.8ポイントも上昇した。特に高い評価を得ているのが防疫対策で、75.3%が「80点以上」と回答している。 たしかに、台湾の対応の早さは他国と比較しても際立っている。日本で
台湾では11日、総統選挙が行われ、現職の与党・民進党の蔡英文総統が、過去最多となる800万を超える票を獲得して再選されました。同時に行われた議会にあたる立法院の選挙も民進党が過半数を維持し、中国に対抗する姿勢で臨むことが支持された結果となり、今後、蔡総統と中国がどのように向き合っていくかが焦点となります。 投票率は74.9%でした。 蔡総統の得票は、1996年に、台湾で初めて直接投票による総統選挙が行われて以来、最も多くなりました。 また、同時に行われた議会にあたる立法院の選挙も、113議席のうち、民進党が61議席、国民党が38議席などとなり、民進党が過半数を維持して第一党となりました。 蔡総統は11日夜、記者会見を行い、中国に対して「武力による脅しを放棄すべきだ」と述べ、将来の台湾統一を目指し、武力の行使も辞さないとする中国に対抗する姿勢を示しました。 今回の選挙で示された結果を受けて、
» これが台湾の選挙! 蔡英文総統、再選目指しラノベ風ゲームになる『ええっ! 台湾高校3年2組の私が突然異世界に迷い込んで総統に出会うなんて!?』 特集 これが台湾の選挙! 蔡英文総統、再選目指しラノベ風ゲームになる『ええっ! 台湾高校3年2組の私が突然異世界に迷い込んで総統に出会うなんて!?』 沢井メグ 2019年10月31日 2020年1月11日、台湾では4年に一度の総統選挙が行われる。事実上、現職の民進党・蔡英文氏と国民党・韓国瑜(かん・こくゆ)氏の一騎打ちになると見られている。端的にいうと、中国に対し対決の姿勢を見せる蔡総統と融和路線の韓氏の対決である。 総統選の結果は、今後の東アジア情勢にも大きく影響すると見られ、私たちも気になるところだ。そんななか、蔡氏陣営が大胆な選挙活動に出た! なんと自身をアドベンチャーゲーム化! タイトルは『ええっ! 台湾高校3年2組の私が突然異世界に迷
台湾にて2月21日、同性婚を合法化する法案が閣議決定。 これにより、正式に、台湾はアジア初となる同性婚可能国となった! Photo via : CNN 台湾では、2017年5月に「同性婚を認めないのは自由と平等という憲法の趣旨に反する」との判断を下していたが、キリスト教系や保守派の猛反発にあい、2018年11月に同性婚の是非を問う国民投票が実施された。 しかし反対派が上回り、民法改正はしないと結果が覆されてしまったのだ! 関連記事 >> 台湾、同性婚破れる。国民投票で反対票が上回る 一方で、現状の民法改正とは異なる方法で権利を保障する案へは賛成多数で可決。これにより同性パートナーを法的に認める「婚姻」関係が約束され、今回の閣議決定に至ったのだ。 行政院長(首相)である蘇貞昌氏は「異性愛であれ同性愛であれ、互いの違いを受け入れ尊重しあってほしい」と語っている。 この閣議決定は、同性婚の合法化
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