2024年度リクルート エンジニアコース新人研修の講義資料です
目的 ubuntu 17.10でwaylandがデフォルトになりました。 これまでリモートでの作業やヘッドレステストにVNCを使ってきましたが、XVncはOpenGLが扱えないのでAtom等が動かずこれまで苦々しい思いをしていました。 OpenGLのためにVinoを使うというのもありますが、複数ユーザーで使えないですし、リモートのデスクトップがディスプレイに表示されたり、WSLで使えない制約があります。 chromeは今年ヘッドレスモードが追加されたのでテストではVNCやWaylandはどうでもよくなったかもしれないですが。 WaylandではRDPでOpenGLのパッチがあたりその状況が改善してきたようなので、この度試してみました。 Windowsのmstscではうまくいかなかったですが、FreeRDPのwfreerdpで表示できました。 WaylandのおさらいとRDPまで Wayla
最近組み込み機器の日本語入力環境の改善に携わっている福田です。 主にFcitx5関連の拡張を行っています。最終的には組み込み機器上に実装することになりますが、大半の作業はPC上で実行環境を作って行います。 今回、Weston上でWayland版のChromiumを動かし、Fcitx5で日本語入力ができる環境を構築したので、その手順を紹介します。 環境 Ubuntu 20.04.3 LTS Remix 64bit CPU: 11th Gen Intel® Core™ i7-11700 memory: 31.1GiB window system: X Window System 注意点 ユーザー名daipomは自分のユーザー名に置き換えてください。 ビルドに用いるディレクトリに~/buildを用いますが、自由に変更してください。 シェルスクリプトを配置するディレクトリに~/binを用いますが、
「報道メディアがなくなったらみんな困る」はほんとうか(ふじい りょう) - 個人 - Yahoo!ニュース この問いについて、ズバリ答えている文章がある。クレイ・シャーキーの「新聞、考えられないことを考える」である。原文が書かれたのは、今から5年以上前になる。 この文章のことは何度も引き合いに出しているが、今一度強烈な部分を引用しておこう。 「新聞をどう別のものと取り替えると言うのだ?」と知りたがる人は、我々が革命の時代を生きているんじゃないと本当は言ってもらいたいのだ。新しいシステムに交代するまで、古いシステムは崩壊しないと言ってもらいたい。古の社会契約は存続の危険に晒されていないし、コアの組織はそのまま見逃してもらえると言ってもらいたい。情報伝播の新手法は、これまでのやり方を改善するものであって転覆するものではないと、言ってもらいたいのだ。 Long Tail World: クレイ・シ
高橋: こんにちは、高橋です。前回に引き続き、徳丸さんをお招きして、パスワードの定期的変更問題についてお話を伺います。徳丸さん、よろしくお願いします。 徳丸: はい。よろしくお願いします。 高橋: 前回は、「オンライン攻撃に対する予防としてパスワードの定期的変更は意味がない」という結論でしたが、今回は、事後の被害軽減策として、パスワードの定期的変更に意味があるか、というテーマですね。 徳丸: はい。その事後の話ですが、2つの話題があります。まず、前回の続きで、パスワードハッシュ値が漏洩してオフライン攻撃で解読されるまでの時間稼ぎとして、パスワードの定期的変更に意味があるか、次に、パスワードそのものが漏れている場合の緩和策として、定期的変更に意味があるかです。 高橋: それでは、まずハッシュ値が漏洩しているケースについてお願いします。 徳丸: はい。まず、前提として「パスワードを3ヶ月毎に変
日本でもようやくキンドルが出回り始めて、実際の使い心地も、サービスの内容も一通りわかるようになったから、次はこの先のことをアマゾンのCEO、ジェフ・ベゾスはどう考えているのかが知りたい……というのがせっかちな日本のマスコミの心情のようだ。 とはいえ、アマゾンは具体的な数字を一切出さないニュースリリースやプレゼンに長けているので、アメリカの業界事情を詳しく知るレポーターでさえも、正確な売上げの数字や今後の動きについては慎重にguess work(当て推量)するしかないのが実情だ。 アマゾンに関する断片的なニュースから察するに、来年はヨーロッパ市場でキンドルに力を入れていくと思う。日本はぶっちゃけ、後回し。良くて、しばらく様子見といったところだろう。だって、自費出版プログラムも、アンドロイドのアプリマーケットも、クラウドDB事業も、ストリーミングのインフラも、やることはすべて日本でもやったんだ
It’s easy to take for granted just how good we have it as software makers selling on the internet. This is truly a unique period in human history with unprecedented commercial freedom. It bears celebration and recognition. Let me count the ways I love thee, unregulated internet: Access to world markets: Out of the 195 countries recognized by the US state department, we have customers in 191. There
10/1から施行される著作権法改正については本ブログでも書いてきました。繰り返しになる部分もありますが、施行直前ということでもう一度まとめておこうと思います。 まずは、ネット上でよくみられる誤解についてまとめておきます。 誤解1:今回の改正によりDVDのリップ行為に刑事罰が課されるようになった。 今回の改正で今まで合法だったDVDのリップ行為(CSSを解除してのコピー)が違法になりましたが、刑事罰はありません。(ブログ等で「手持ちDVDを全部iPadにリップして便利便利」なんて書くといろいろ言われるかもしれませんが)。なお、改正前に既にリップしていたファイルに対して遡って責任を追及されることはありません。 また、DVDリッピング・ソフトの販売やネット上での提供は著作権法ではなく不正競争防止法により前から刑事罰の対象になっています(既に逮捕者も出ています)。 誤解2: 今回の改正によりYou
■ Tポイントは本当は何をやっているのか Tポイントが実際のところ何をやっているのかは、以前から確認する必要があると考えていたのだが*1、その加盟店に公共図書館をを加えるという話が出てきて*2、いよいよ待ったなしの段階に入ったと思い、5月から6月にかけて「Tカードサポートセンター」に問い合わせて確認していた。 最初に問い合わせたのは5月8日で、「T会員規約にはこう書かれているが実際には何をやっているのか」と素朴に尋ねたところ、電話に出たオペレータからは、「ファミリーマートを利用した会員にガストでクーポンを出したり、ガストを利用した会員にファミリーマートでクーポンを出したりしている」という趣旨の説明があった。このオペレータは、このようなクーポン発行に、商品名レベルの購入履歴は使用しておらず、ファミリーマートの利用の有無(店舗レベル)に基づいてクーポンを発行しているという認識のようだった。 そ
RSAとは、今日最も広く普及している公開鍵暗号です。 公開鍵暗号というのは、暗号をかける鍵と、暗号を解く鍵が異なっている暗号のことです。 普通に考えれば、かける鍵と解く鍵は同じでなければならないような気がします。 (かける鍵と解く鍵が普通に同じである暗号は「共通鍵暗号」と言います) ところが公開鍵暗号は、 ・暗号をかける鍵は暗号化専用で、解くことはできない。 ・暗号を解く鍵は復号化専用で、かけることはできない。 といった、なんとも不思議な仕組みなのなです。 なぜこんなことができるのか、秘密を探ってみましょう。 ■ 一巡する計算 普通の(物理的な)錠前は、同じ1本の鍵で開閉を行います。 なぜかというと、開ける動作を全く逆にしたものが、閉める動作になっているからです。 つまり普通の錠前は「一直線の往復」なのです。 もし、開ける鍵と閉じる鍵を別々にしたかったなら「一直線の往復」ではダメで、 「行
TechWave読者の皆様はじめまして、SpinningWorksというスタートアップでエンジニアとして新規事業開発に携わる廣田達宣です。先日、スウェーデン発のWrappというソーシャルギフトサービスの創業者・Carl Fritjofssonと渋谷でランチをする機会がありました。近々日本に進出するこのWrappはユーザーとして、またサービス開発者としても非常に興味深いものです。TechWave読者の皆様にもご紹介したく思い寄稿させて頂きます。 Wrappとは Wrappは友達の誕生日等のイベントにギフトカードを贈る事が出来る、Facebook連携のWEB・モバイルアプリケーションです。有名ブランド洋品店からピザレストランまで多岐に渡るギフトカードは発行元からスポンサーされている為、贈り主は無料もしくはリーズナブルな値段で素敵な贈り物をする事が出来ます。昨年の11月にスウェーデンで始まって以
■ esrオープンソース三部作を読み返した というわけで、ちゃんと読んだ。繰り返しになるがなんでこんなことをしてるかというと、「伽藍とバザール」からちょうど15年、esrが「伽藍」と「バザール」として対比させたものが何なのかすら忘れられつつある(!)という状況を受けてartonさんが現代的視点で解題してくれた一連の文書をちゃんと理解するために読み返したというわけだ。件の文書は以下にあるから読むといいと思うよ: 伽藍、バザール、ノウアスフィア、おなべ(1) 伽藍、バザール、ノウアスフィア、おなべ(2) 伽藍、バザール、ノウアスフィア、おなべ(3) 伽藍、バザール、ノウアスフィア、おなべ(4) 伽藍、バザール、ノウアスフィア、おなべ(5) (本当は「ハロウィン文書」もEPUB化すべきなんだけど、表が多くてやる気がおきない。) 「伽藍とバザール」はよくできた現状分析という感じで、初めて読んだ時と
ネットにおけるデマやステルスマーケティングは病原菌と同じだというのが最近の私の考えです。 ただし、私が言いたいのは「病原菌のようにひどいものだ」というのではなく、「病原菌と同様に対応できるかどうかが人類にとって大きな意味を持つ」という感想です。 有名な「銃・病原菌・鉄 - 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎」という本で語られている「病原菌」と同じようなニュアンスの「病原菌」です。 ネット界隈の情報をある程度の期間追っていると「嘘を嘘と見抜けない人には難しい」という有名なフレーズに良く出会います。 このような「ネット情報に対する免疫」がないと、いざというときにコロっと騙されてしまうのが、今のネットです。 今後、「ネット情報に対する免疫」を十分に獲得できなかった国民の多い国が荒れることが増えそうな予感がしています。 これからのネットは大規模情報操作が増えそう 最近話題になっているのは、ネットクチ
Battery research is focusing on lithium chemistries so much that one could imagine that the battery future lies solely in lithium. There are good reasons to be optimistic as lithium-ion is, in many ways, superior to other chemistries. Applications are growing and are encroaching into markets that previously were solidly held by lead acid, such as standby and load leveling. Many satellites are also
先日、あるIT関係の集まりで、大手ネットワーク機器ベンダの偉い人がこんな話をしてくれました「最新のイーサネットは、サーバの内部バス並のスピードで通信ができる。これはすごいことだよね」と。 いま市場では10ギガビットーサネットが普及し始めているところですが、すでにその次の世代のイーサネットとして40ギガビットイーサネットと100ギガビットーサネットも昨年、IEEEによって標準化されており、まだ非常に高価ですが製品が登場し始めています。 その話を聞く少し前、僕は別の大手システムベンダの偉い人のこんな話を聞いていました。「これから2年もしないうちにサーバの形が大きく変わっていく。すごく面白くなるはずだ」と。 この2つの話はつながっているように思えました。 サーバは液体のように流動的で論理的な存在に クラスタを構成するネットワークが内部バス並みに高速になれば、あるサーバの負荷が高まってきたときには
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