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多摩美術⼤学は、東京ミッドタウン・デザインハブにて、2023年11⽉27⽇(⽉)より、誰でも無料で聴講可能なデザイン講義シリーズを中⼼としたイベント「Tama Design High School」を開催します。 誰もが参加できる学びの機会として、第⼀線で活躍するクリエイター、教育関係者、デザイン研究者、実務家らによる講義プログラムを開催します。⾼校の授業のようなスタイルで、「初学者向けのデザインのお話」をテーマに、様々な切り⼝からデザインを学べる機会を提供します。 多摩美術⼤学は、新しいデザインのヴァーチャル⼤学「Tama Design University」を2021年に開催しました。今回はその第三弾として、ゼロから学ぶデザインにフォーカスします。会場での講義だけでなくYouTube LIVEによる配信も⾏います。 講義プログラム実施期間中には、東京ミッドタウン・デザインハブの会場内に
アニメーション映画・美術家、画家としてスタジオジブリの作品の美術監督などを務めた山本二三(やまもと・にぞう)さんが19日午後1時28分、胃がんのため、埼玉県飯能市の自宅で死去した。70歳。長崎県五島市出身。通夜は26日午後6時から、葬儀・告別式は27日午前11時から、埼玉県飯能市飯能948の3、広域飯能斎場で。喪主は長男鷹生(たかお)氏。 宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」(1986年)や「もののけ姫」(97年)、故・高畑勲監督の「火垂るの墓」(88年)、細田守監督「時をかける少女」(2006年)など大ヒットしたアニメーション映画で美術監督として背景を手がけた。新海誠監督の「天気の子」(19年)では、劇中の絵画を描いた。 立体的で詩情豊かな表現が特徴の雲は「二三雲」と呼ばれ、その独自性を印象づけた。 生まれ故郷の長崎県・福江島など五島列島の景色もライフワークとして描き残した。東日本大震災から
この件については、既にご存じの方も多いと思います。 念の為、経緯を簡単に振り返ってみましょう。 2023年6月30日、スマイルカンパニーとのマネジメントの業務提携契約が中途で終了したことをTwitterで報告した[2]。 ジャニー喜多川の性加害問題に際し、松尾がメディアでジャニーズ事務所および同事務所社長の藤島ジュリー景子について触れたことが原因だとし、同じくスマイルカンパニー所属の山下達郎と妻の竹内まりやも松尾との契約解除の方針に賛成したと述べた[3][4][5]。 松尾は『日刊ゲンダイ』で連載しているコラム「メロウな木曜日」の2023年7月6日発行号掲載分で経緯を明らかにした。 それによれば、藤島の公式見解を受けて、出演したラジオ番組で見解や提言を示したところ、スマイルカンパニー社長の小杉周水[注 2]に呼び出され、松尾の意見は正論だとした上で、ジャニーズ事務所や藤島の名前をメディアで
皆さんはラ・プティット・バンドという団体をご存知でしょうか? 古楽復興運動のパイオニアの一人、ヴァイオリニストのシギスヴァルト・クイケンが立ち上げたベルギーの名門古楽オーケストラです。 多くの若手古楽器奏者がそこで演奏し実力をつけ、巣立っていきました。例えるならば、ラ・プティット・バンドは老舗のお寿司屋さん。多くの板前さんが憧れて弟子入りし、そこで修行を積み、将来的には自分のお店を構えるために独立する、と言ったような感じでしょうか。 ところで、シギスヴァルト・クイケンの残した功績は? 一言で答えるならば、現在、古楽のヴァイオリン奏法として一般的な「顎当てなし(チン・オフ)で演奏を始めた人」です。そんな彼へのインタビューです。 ——顎当てなし(チン・オフ)で演奏し始めたきっかけを聞かせてください。 クイケン 私がチン・オフで演奏し始めたのは、私が20歳、1969年ごろだったと思います。その当
前々回に引き続き、「あいちトリエンナーレ」(以下「あいトリ」と略記します)の問題を取り上げる。 補助金交付(あるいは不交付)の是非については、前々回の当欄で比較的詳しく論じたので、今回は、別の話をする。 別の話というよりも、そのものズバリ、最も基本的なとっかかりである「表現の自由」ないしは「アート」そのものについて書くつもりでいる。というのも、「あいトリ」問題は、各方面のメディアが取り上げた最初の瞬間から、ずっと、「表現の自由」それ自体を考えるべき事案であったにもかかわらず、なぜなのか、その最も大切な論点であるはずの「表現の自由」の議論をスルーして、「公金を投入することの是非」や「日韓の間でくすぶる歴史認識の問題」や「皇室への敬意」といった、より揮発性の高い話題にシフトする展開を繰り返してきたからだ。 ここのところを、まず、正常化しなければならない。 今回、私がつい2週間前に扱ったばかりの
私たちは、あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」が、テロ予告や脅迫まがいの攻撃にさらされ、中止に追い込まれたことを表現者として強く危惧します。 もとよりこの企画は、日本の公立美術館で展示を拒否されたり、撤去されたりした作品をその経緯とともに展示し、個々の作品への賛否を超えて「表現の自由」についての議論を活発化しようとする試みでした。その趣旨が試される間もなく、威嚇に屈した今回の事例は、日本の「表現の不自由」さを世界にアピールするだけでなく、国内での表現活動のさらなる萎縮を招くことにつながりかねません。 このような状況をいっそうあおったのは、河村たかし名古屋市長と菅義偉内閣官房長官の発言でした。河村氏が展示の即刻中止を要求し、菅氏が補助金交付の是非にまで踏み込んだことは、行政による「表現の自由」への介入にほかなりません。「行政の気に入らない作品」が展示を認められず、助成金も受
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