2008年2月、四川紙「天府早報」が成都のとあるメイド喫茶を紹介した。日本の「動漫(アニメーションと漫画)」文化をこよなく愛する若者達に対し、「優れた伝統文化を持つ中華民族が、日本文化を真似る必要などない」とする専門家の意見も掲載。この「いかがわしい舶来文化」は一体何なのか?と疑問の声を呈している。 【その他の写真】 今や中国の若者文化に深く浸透するアキバ系文化。記者が取材したその店も、看板すらない簡素な造りながら店内は満席という盛況ぶり。一歩入るとメイド姿の女の子が舌足らずな甘い声で、「お帰りなさい、ご主人様」と迎えてくれる。なんとこれは日本語。女の子はみな大学生くらいで、童顔の笑顔が「萌え」。いかにもアキバ系が好みそうなタイプが揃う。客は「ご主人様」と呼ばれ、至れり尽くせりのアキバ系サービスが受けられる。 この店の4人のメイドは平均年齢20歳前後。その中の1人、「Isami(イサミ)」