6時に仕事を切り上げて甲子園へ。甲子園球場まで職場からバイクなら数分の距離である。 東北高校対遊学館を6回裏から観戦。 目当てはダルビッシュである。試合終了まで、外野席から観戦。4点差がついていたのだが、見応えがあった。 ピッチングフォームがよい。ストレートは144km/h。投げるテンポも良い。「ダルビッシュよ、痛くないか?」と、心の中で語りかけたのは皮肉ではない。決勝戦まで勝ち残って欲しいと思うからだ。 最終回にフォアボールを出したが、遊び心からだろう。全てストレートで、明らかな力みが見られた。145km/h。 遊学館打線もよく食らいついていた。外野席で応援に惑わされることなく見る野球の、おもしろさ。僅か3イニングであったが、堪能した。 ダルビッシュは、おそらくプロに行くだろう。そして、どこかのエースになるだろう。若き日の彼の姿を目に焼き付けるために、少々残った仕事をほったらかした甲斐が