【2月21日 東方新報】中国・遼寧省(Liaoning)大連市(Dalian)長興島(Changxingdao)警察はこのほど、ゴマフアザラシの密漁事件を摘発した。密漁者は現地の漁民で、捕獲したゴマフアザラシの赤ちゃん100頭を瓦房店市(Wafangdian)の養鶏場内に隠していた。警察によると、捕獲された100頭のうち、29頭がショックなどのために死んだほか、アザラシを保護した移送先でもさらに9頭が死んでいる。 【関連写真】アザラシの赤ちゃん誕生 黒竜江省ハルビン市 毎年2月、ゴマフアザラシの繁殖シーズンになると、販売目的でアザラシを密漁する漁師が後を絶たない。長興島警察によると、アザラシの生殖器が薬の材料になるとして、生殖器は1頭あたり1万~3万元(約16万5000~49万5000円)の高値で取り引きされているという。容疑者はすでに逮捕されており、警察が調べを進めている。 保護された7