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ピアプロに関するnay2のブックマーク (4)

  • 「ITベンチャー社長に聞く!」: クリエイターを支えるクリエイターでありたいクリプトン・フューチャー・メディア社長 伊藤博之氏(後編)

    VOCALOID2のエンジンを使った「初音ミク」は3万以上売れる大ヒットとなった。商品化にあたっては、アニメなどに詳しい新入社員がいたので、いろいろ意見を聞いたという。「その新入社員がいなかったら、違うものになっていたかもしれないですね」 「KAITO」から1年半ブランクがあって、2007年8月末にキャラクター・ボーカル・シリーズ第1弾「初音ミク」は生まれました。「MEIKO」と「KAITO」はVOCALOIDを使っていて、「初音ミク」はVOCALOID2のエンジンを使っています。新しいエンジンの開発が進んでいることは聞いていたので、それが出てから新しい製品を出そうと考えていたのです。2007年1月にVOCALOID2が発表されたので、それに合わせて作り始めたというわけです。 歌い手を決めるところでは苦労しました。歌手は歌を歌うのが仕事ですから、「自分の歌を歌えるソフトが出てしまうと、仕事

  • 「ITベンチャー社長に聞く!」: クリエイターを支えるクリエイターでありたいクリプトン・フューチャー・メディア社長 伊藤博之氏(前編)

    北海道は札幌に、クリプトン・フューチャー・メディアはある。社内にはデジタルミキサーなどのプロ向けオーディオ機器が並ぶ。オフィスとしては比較的小さな空間に区切られた間取りとあいまって、企業のオフィスというより大学の研究室のような雰囲気だ。 「楽器を弾く人は一部でも、音楽を聴かない人はまずいません。赤ちゃんが最初に反応するのは、匂いの次に音。目が見える前から反応するらしいのです。音に対する興味は、人間に質的にあるものだと思います。僕は、そこをビジネス面から掘り下げていくことに興味があるのです。」 徹底的に音にこだわったビジネスを続けている伊藤博之社長に、音との出会い、“初音ミク”誕生秘話から、CGMに対する考え方までを聞く。 ● ギターを弾いていた高校時代 クリプトン・フューチャー・メディア社長の伊藤博之氏。生まれも育ちも北海道で、レコードショップでも欲しいものがなかなかなくて、中学時代は「

  • 初音ミクが開く“創造の扉”

    最初に作った1000は、1週間で売り切れた。緊急増産――クリプトン・フューチャー・メディアのスタッフは休みを返上し、札幌のオフィスで「初音ミク」のパッケージングに追われた。 平均200~300、年間1000売れれば大ヒットとされるバーチャルインストゥルメント(仮想楽器)市場。1週間に1000は、ありえない数だった。 想像を超えた現実が、始まろうとしていた。 奇跡だ 初音ミクは発売から半年で、3万を売り上げた。歌うソフトという技術の先進性に反応した人、ミクのキャラクターに“萌え”たアニメファン、DTMからしばらく離れていた“復帰組”――それぞれがそれぞれの理由で初音ミクを手に取り、自分の歌を歌わせ、「ニコニコ動画」に投稿し、無数の聴き手が聴き入って、コメントで盛り上げた。 質の高い楽曲が何万回、何十万回と再生され、ヒットソングが一夜にして誕生する。初めて作ったつたない曲が、見知らぬ

    初音ミクが開く“創造の扉”
  • 初音ミクが開く“創造の扉”

    個人の作品をさらに羽ばたかせるために、安心して持ち寄り、利用しあい、「ありがとう」と言える場を。昨年12月3日に公開した投稿サイト「ピアプロ」は、そんな思いが生んだ「創作の実験場」だ。 もうけてる所に「貢献しよう」という気にはなれないから 作品のコラボレーションが目的だから、投稿できるのは2次利用可能な作品限定。権利上のトラブルを避けるため、まずは自社で権利を持つ「初音ミク」「鏡音リン・レン」などボーカロイドのイラストや楽曲に限定した。 ライセンスはクリエイティブ・コモンズ(CC)と互換性を持たせ、「氏名表示が必要か」「改変OKか」をそれぞれ選んで投稿。作品を利用した際にはコメント欄にお礼を書き入れる。 ピアプロは「peer production」の略で、一般的には「集合知」と訳される。「ネットに点在する複数の人(peer)が自律・自発的につながって何かを創造する」(伊藤社長)場にしたいと

    初音ミクが開く“創造の扉”
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