アイシスを使ってファイルスラックに痕跡を残せるか 2014年03月19日10:49 ツイート daiki_fukumori オフィシャルコメント by:福森 大喜 遠隔操作されて、ファイルを置かれて、消されて、他のファイルが上書きされて、残ったスペースにデータが残るということは十分ありうることだと思うんです。遠隔操作ではファイルスラックのスペースは自由に残せないという(検察側の)主張は良くわからないというのが正直なところです 【PC遠隔操作事件】第2回公判傍聴メモ・最初の検察側証人は「ファイルスラック領域」を強調 第三者を陥れるために不正プログラム開発の痕跡だけをハードディスク上に矛盾なく残すことは困難である。 【PC遠隔操作事件】不正プログラム「アイシス」の全貌が明らかになった(第3回公判傍聴メモ) これら2つの記事を読む限りでは、ファイルスラックに痕跡を残すことができないと検察側が主
3月13日の第3回公判。検察側2人目の証人は警察庁の技官で、現在は東京都警察情報通信部情報技術解析課所属の岡田智明氏。平成23年(2011)4月から、同課で不正プログラムの解析業務に当たっている、とのこと。これまで分析を担当したサイバー犯罪は「細かいものも含めて1000件を超える」とのこと。PCの遠隔操作をした事件も100台程度の解析に関与した、という。 本件では、問題の遠隔操作プログラムの動作の解析と、何種類かあるiesys.exeの比較解析を担当した。 今回もまた、 ――ウェブページとは? 「インターネット上で公開される文書の一種でございます」 といった基本的な用語の確認から始まった。 ただし、ウェブブラウザについて、「ウェブページを見るためのプログラムで、HTML言語を解釈するものでございます」という説明が、裁判官にどの程度理解されているのかはよく分からない。 岡田証言の要旨以下、岡
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