印刷 関連トピックス野田佳彦総選挙 自民党の谷垣禎一総裁は30日午前の全議員・選挙区支部長懇談会で「復旧復興で協力すべきところは協力する」と述べる一方、「一刻も早く解散に追い込んで政権を奪還する」と、第3次補正予算成立後に野田新政権への対決姿勢を強めていく考えを示した。 谷垣氏は、民主党の野田佳彦新代表がマニフェスト(政権公約)の理念を堅持するとの姿勢を示していることについて「野田さんの理解はまったく間違っている。税収が落ち、震災が起きたから(実行)できないという話ではない。財政の見方に構造的な問題があった」と批判した。 さらに「2年間で2人の総理が辞めざるを得なかった。3人目は、戦いのファイナルステージ(最終段階)だ」と述べ、野田新政権を早期の衆院解散・総選挙に追い込む考えを強調した。 関連記事〈ロイター〉民主との大連立「難しい」、早期解散「許されない」=山口・公明党代表(8/30