5月3日時点で新型コロナウイルスに感染した国内の陽性者数は約793万人。その一方で、コロナ患者の増加によって今後も増えてくると考えられるのが「コロナ後遺症」だ。比較的症状が軽いといわれているオミクロン株でも、後遺症になると全身のけん怠感や頭痛などで学校や職場に行けなくなってしまう人が大勢いる。今回、コロナ後遺症に対する確立された治療法がない中で、一筋の光を探る医療現場の実情を取材した。 【映像】約7割の後遺症患者に効果…綿棒に薬つけ鼻の奥を“グリグリ”する治療法
オミクロン株を主流とした第6波は2022年2月上旬にピークに達しましたが、少し遅れて後遺症の相談件数も増えているようです。 新型コロナ後遺症にはどういった症状があり、どれくらいの頻度で、いつまでみられるのでしょうか? 新型コロナ後遺症とは?新型コロナに感染した人の中には、数週〜数ヶ月間に渡って様々な症状が続く方がいます。 これらは海外では「LONG COVID」「Post-acute COVID-19 syndrome」などと呼ばれていますが、厚生労働省は「罹患後症状」と呼称し診療の手引きを作成しています(筆者も編集委員です)。 日本国内では「後遺症」と呼ばれることが多いため、ここでは新型コロナ後遺症という表現を使います。 なぜ新型コロナに感染した後に後遺症が起こるのか、まだ良くわかっていませんが、ウイルスに感染した組織(特に肺)への直接的な障害、感染によって免疫の調整機能に影響が起こるこ
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