YAPC::Japan::Online 2022 での発表資料です。 recheck:
Key features Clear output: you can tell easily whether anything is good or bad Ease of installation: Works for Linux, Mac OSX, FreeBSD, NetBSD and WSL/MSYS2/Cygwin out of the box: no need to install or configure something, no gems, CPAN, pip or the like. OpenBSD only needs bash to be postinstalled. Alternatively a Dockerfile is provided or you can just use docker run --rm -ti drwetter/testssl.sh F
サマリ2020年2月にGoogle ChromeはCookieのデフォルトの挙動をsamesite=laxに変更しましたが、2022年1月11日にFirefoxも同様の仕様が導入されました。この変更はブラウザ側でCSRF脆弱性を緩和するためのもので、特定の条件下では、ウェブサイト側でCSRF対策をしていなくてもCSRF攻撃を受けなくなります。この記事では、デフォルトsamesite=laxについての基礎的な説明に加え、最近のブラウザの挙動の違いについて説明します。 (2022年1月29日追記) 本日確認したところ、Firefoxにおけるデフォルトsamesite=laxはキャンセルされ、従来の挙動に戻ったようです(Firefox 96.0.3にて確認)。デフォルトsamesite=lax自体は先行してGoogle Chromeにて実装されていましたが、細かい挙動の差異で既存サイトに不具合が
Firefox 87 trims HTTP Referrers by default to protect user privacy We are pleased to announce that Firefox 87 will introduce a stricter, more privacy-preserving default Referrer Policy. From now on, by default, Firefox will trim path and query string information from referrer headers to prevent sites from accidentally leaking sensitive user data. Referrer headers and Referrer Policy Browsers send
利用してたもの PHP(Phalconですが、FW関係なく起こりえます) 概要 先日、既存のセッションクッキーにsecure属性だったり、httponly属性がついてないことに気づきまして既存実装を修正しようとしていました。 FWの機能ではセッションに属性をつけることができないことがわかり、session_set_cookie_params関数を利用してデータを入れようとしました。 その際、私の認識が甘かったこともあり、ドメインにHttpHost名を入れました。かつ、lifetimeの値にsetcookie関数と同様にtime()を足してしまいました。(その結果有効期限が2071年くらいになる) 何が起きたか 元々あったdomain.localhostのセッションクッキーと.domain.localhostのセッションクッキーがブラウザ内にできました。普通はできないはずだと思うのですが、色
Container Security Book ⚠️この文書は製作中のものです About これから Linux コンテナのセキュリティを学びたい人のための文書です。 普段からコンテナを扱っているが、コンテナの基礎技術やセキュリティについては分からないという人が、それらを理解できる足がかりになるように書かれています。 誤字脱字や間違いなどあれば https://github.com/mrtc0/container-security-book に Issue もしくは Pull Request を立ててください。 ご意見、ご感想等は Twitter ハッシュタグ #container_security でツイートをお願いします。 License この書籍に記述されているすべてのソースコードは MIT ライセンスとします。 また、文章は Creative Commons Attribution
ブラウザのタブなどに表示されるFavicon(ファビコン)は、サイトのシンボルとして重要なアイコンです。しかし、このファビコンにはCookie(クッキー)のようにユーザーを追跡可能な「スーパークッキー」の問題が潜んでいると、研究者らが警鐘を鳴らしています。 Tales of Favicons and Caches – Persistent Tracking in Modern Browsers (PDFファイル)https://www.cs.uic.edu/~polakis/papers/solomos-ndss21.pdf supercookie • workwise https://supercookie.me/workwise ファビコンとは、サイトのシンボルマークとしてタブやURLの隣などに表示される小さなアイコンのことです。 イリノイ大学シカゴ校のセキュリティー研究者らは2021
概要 要約 詳細 背景 前提 インターネット上に公開されたdnsmasq LAN内のマシンが攻撃者の支配下にある LAN内のマシンに攻撃者管理のWebサイトを閲覧させることができる 影響 中間者攻撃 汚染拡大 DDoS/Reverse DDoS CVE-2020-25684: ポートの多重化 CVE-2020-25685: 脆弱なCRC32の利用 CVE-2020-25686: 同一ドメイン名に対する複数クエリ発行 DNSフォワーダにおけるレスポンスの未検証 組み合わせる ドメイン名の登録 ソースIPアドレスの偽装 CRC32の衝突 攻撃の流れ ブラウザからの攻撃 検証端末 攻撃の成功確率 PoC fowarder cache attacker 大量クエリの送信 偽装レスポンスの送信 高速化の話 実行 対策・緩和策 余談 まとめ 概要 先日DNSpooqという脆弱性が公開されました。 ww
はじめにMicrosoftは脆弱性の診断行為をセーフハーバーにより許可しています。 本記事は、そのセーフハーバーを遵守した上で発見/報告した脆弱性を解説したものであり、無許可の脆弱性診断行為を推奨する事を意図したものではありません。 Microsoftが運営/提供するサービスに脆弱性を発見した場合は、Microsoft Bug Bounty Programへ報告してください。 要約VSCodeのIssue管理機能に脆弱性が存在し、不適切な正規表現、認証の欠如、コマンドインジェクションを組み合わせることによりVSCodeのGitHubリポジトリに対する不正な書き込みが可能だった。 発見のきっかけ電車に乗っている際にふと思い立ってmicrosoft/vscodeを眺めていた所、CI用のスクリプトが別のリポジトリ(microsoft/vscode-github-triage-actions)にま
脆弱性ネタは人気がないことが過去の傾向から明らかですが、自分が震えるほど感動したので忘れないためにも気合い入れて大作を書きました。 要約 背景 SAD DNSの解説 全体像 UDPのソースポートについて ICMP rate limit per-IP rate limit global rate limit Public-Facing Source Portのスキャン Private Source Portのスキャン 攻撃Windowの拡張 サイドチャネル攻撃でUDPソースポートを推測してみる 対策 攻撃実現性 まとめ 要約 ちゃんと理解するの結構難しいという話があったので、先に要約しておきます。雰囲気だけでも掴んでもらえると嬉しいです。 DNSキャッシュポイズニングの新しい手法としてSAD DNSが発表された キャッシュポイズニングのためには権威DNSサーバ正規の応答を返すより先に攻撃者が
Don't Copy Paste Into A ShellWhen you see a shell command on the Internet, do not copy it into your terminal. Modern JavaScript Clipboard APIs allow a website to trivially overwrite what you put inside your clipboard, without the user's confirmation or permission. Here is an example of how easy it is to perform this attack. Imagine that the red text below is a shell command you want to use. Below
nginxとPHP-FPMを使用するWebサーバーは、特定の条件下でこの欠陥に対して脆弱です。 背景 10月22日、セキュリティ研究者のOmar Ganiev氏は、PHPのFastCGI Process Manager(FPM)であるPHP-FPMにおける「パッチが適用されたばかり」のリモートコード実行の脆弱性に関するツイートを公開しました。 このツイートには、脆弱性の概念実証(PoC)が公開されたGitHubリポジトリへのリンクが含まれています。 Freshly patched RCE in PHP-FPM:https://t.co/kaVsCStBJx Exploit:https://t.co/VLmhxMWVxo Many nginx+PHP configurations vulnerable, watch out! — BECHED (@ahack_ru) October 22,
Exploiting the bug requires that the user have sudo privileges that allow them to run commands with an arbitrary user ID. Typically, this means that the user’s sudoers entry has the special value ALL in the Runas specifier. Sudo supports running a command with a user-specified user name or user ID, if permitted by the sudoers policy. For example, the following sudoers entry allow the id command to
Scott Helme Security researcher, entrepreneur and international speaker who specialises in web technologies. More posts by Scott Helme. A little while back I wrote a blog post about how "CSRF is dead". It focused on SameSite cookies, a powerful yet simple feature to protect your website against CSRF attacks. As powerful as it was, and as much as it will kill CSRF, you had to enable it on your site
1. Chrome でEV証明書の組織名表示がなくなる ついにGoogleからChromeのURLバーからEV表示を削除する正式なアナウンスが出ました。 Upcoming Change to Chrome's Identity Indicators EV UI Moving to Page Info 現在(2019年8月) StableのChrome76では、以下の様にURLバー左側にEV証明書を利用していることを示す「組織名+国名」表示が付いています。 Chrome76のEV表示 2019年9月10日Stableリリース予定のChrome77からはEV表示がURLバーから削除され、鍵アイコンをクリックして表示されるPage Infoに「組織名+国名」が表示されるようになります。 Googleのアナウンスでは、 "on certain websites" と書いてあることから一気にではなく
Your SSL client is Probably Okay. Check out the sections below for information about the SSL/TLS client you used to render this page. Yeah, we really mean "TLS", not "SSL". Version Good Your client is using TLS 1.3, the most modern version of the encryption protocol. It gives you access to the fastest, most secure encryption possible on the web. Learn More Ephemeral Key Support Good Ephemeral keys
先日twitterを見ていたら、こんなつぶやきを拝見して、個人的に侵入テスト申請には色々思い入れのある身であるため、ビックリした「とある診断員」です。 あれ?AWSの侵入テスト申請いらなくなりました? pic.twitter.com/Z6ULU10SMy— 三ツ矢 ◎=3 (@328__) March 1, 2019 このブログでもとりあげましたが、今までAWSはペネトレーションテストや脆弱性診断などを実施する際に、AWS側への事前の申請が必要だったのですが、今回ポリシーの変更があったらしくどうやら不要になったようです。 ということで、私も自分で確認をしてみました。 Penetration Testing - Amazon Web Services (AWS) 現在日本語版サイトは、翻訳が間に合ってないようでまだ更新されてないようですが(2019/3/5確認)、英語版の方は記載内容がガラリ
AWS EC2環境でのDNS Rebindingについて検証したので紹介します。 まずは、「前回までのおさらい」です。先日以下の記事でSSRF攻撃およびSSRF脆弱性について紹介しました。 SSRF(Server Side Request Forgery)徹底入門 この記事の中で、以下のように紹介しました。 ホスト名からIPアドレスを求める際にも以下の問題が発生します。 DNSサーバーが複数のIPアドレスを返す場合の処理の漏れ IPアドレスの表記の多様性(参考記事) IPアドレスチェックとHTTPリクエストのタイミングの差を悪用した攻撃(TOCTOU脆弱性) リクエスト先のWebサーバーが、攻撃対象サーバーにリダイレクトする 上記のTOCTOU(Time of check to time of use)問題は、DNSの名前解決の文脈ではDNS Rebindingとも呼ばれます。 DNS R
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