サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
生成文法というと、化学方程式のような図が出てきたり、αやβ、はたまたφなんて文字が出てきて、どう発音するのかすらよくわからない文字をちりばめたややこしそうな定義ばかり出てくる理論、というイメージがあると思います。確かに、専門書などでは、専門にしている者ですら閉口するようなややこしい定義が出てきます。 それにはそれの意味があるのですが、ここでは、そんなややこしい定義は二の次にして、イメージを理解していただくことを目標とし、解説いたします。かのアインシュタインも、まずは「イメージありき」だったようで、彼が量子力学に対して肯定的な考え方をもてなかったのは、量子力学の主張のイメージがとらえられなかったからだそうです。大切なのはイメージで、細かな定義はその後についてくればいいのです。 Chomsky理論の多くの用語解説はいくつかの図書ですでに行われています。以下にすでに存在するものをあげておきます。
記事一覧 どうもお久しぶりです。 今回の記事も批判ではありません。mixiの言語学のコミュでpro dropに関する質問があって、たまたま関連する論文に出会いました。そこに簡単な先行研究のまとめが出てて便利だな、と思ったのでちょっと要約しておこうかな、というのがこの記事を書くきっかけです。確か金谷氏の本にもpro dropの話題がちょこっと出てきてたのでせっかくだからpro dropの紹介にもしておこうかなーなんて思ったわけです。 pro-drop languageって? 金谷氏の本にも書いてありましたが、最近だとnull-subject languageなんて言うことが増えましたけどね。典型的なpro-drop languageとしてよく挙げられるのはイタリア語、スペイン語、ギリシャ語です*1。例えば下はスペイン語の例。主語が省略可能です。 (Yo) hablo Frances. *(I
9月20日に公表された、平成23年度「国語に関する世論調査」(文化庁、今年2〜3月実施)によれば、「読む力」の衰えを感じる人の割合は78.4%(平成13年度比9.6ポイント増)、同じく「話す力」の割合は69.9%(同10.7ポイント増)など、この10年で日本人の日本語能力の衰えを感じている人が大幅に増加している。 さらに多いのが、日本語の誤用だ。本来の意味とは違う使い方が、蔓延している言葉が少なくないのだ。そこで、間違いやすい日本語を例文で紹介し、東京女子大学の篠崎晃一教授に正しい用法を解説してもらった。 <なりふり構わずケンカをふっかけて、ほんと破天荒な性格だよね> 平成ノブシコブシ・吉村崇(32才)の“破天荒キャラ”など、豪快で無茶をする人を「破天荒」と呼ぶことが増えているけど、実際のところは? 「唐の時代の荊州(現在の湖北省)は、官吏登用試験の合格者が1名も出なかったことから
日本語の変化というと、「的を得る」とか人気ですよね。 「的を射る」が正しい!とドヤ顔して、ちょっとした満足感を得るのにお手軽です。 しかし、日本語の変化というのは意外と地味なところで起きていたりします。 いくつか書いてみます。 1. 「す」から「せる」へ 金融界を揺るがせている 将来に思いを巡らせる 五感を研ぎ澄ませて楽しむ 名刺を切らせてしまった これらの表現に違和感があるでしょうか。 まったくないという人もいるかもしれません。 しかし、「揺るがせる」「巡らせる」等は、辞書を見てもないことが多いのです。 辞書には、「揺るがす」「巡らす」として載っています。 「揺るがす」のほうは、「す」という使役形を含んでいます。 これは、元々は下二段活用(否定は「せず」)だったのが、下二段活用がなくなるとともに、五段の「す」(否定は「さない」)と下一段の「せる」(否定は「せない」)に分かれた片割れです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く