子どものころ「特撮・戦隊ヒーロー」番組を見ていた人は多いと思いますが、どうして、赤・青・緑・黄・ピンクの5人編成が主流だったのでしょうか? 作家で心理学者の晴香葉子(はるか・ようこ)さんによれば、色彩心理をベースに色分けすることで、キャラクターの役柄を明確に視聴者へ認識させていたそうです。 たとえば、「赤」は主人公で戦隊のリーダー、「青」はクールで頭脳明晰、「緑」は心優しきヒーロー、「黄」は明るく楽しいムードメーカー、「ピンク」はヒロイン。すべて考え抜かれた色だったとのこと。 では、こうした色が与える影響をビジネスに生かすことはできないものか。そこで、手軽に試せるビジネスパーソン必見の活用法について晴香さんに聞いてみました。 晴香葉子(はるか・ようこ)/作家・心理学者・心理コンサルタント 東京都出身。文学修士(コミュニケーション学)。早稲田大学オープンカレッジ心理学講座講師。テレビ、ラジオ
