資金繰りに頭を悩ませているベンチャー企業経営者は多いかもしれない。世界のユーザー同士で母語を教え合うSNS「Lang-8」を運営するランゲート(京都市)の喜洋洋社長(25)もそんな1人だ。1カ月の売り上げは10万円ほどで、経費の9%しかまかなえていないため、ユーザーから寄付を募ったり、黒字化達成に必要な有料会員数をサイトの目立つ位置に掲載するなど、あの手この手で収益拡大に努めている。 この状況だけを聞くと、Lang-8がよっぽど人気のないサイトなのかと思われそうだが、そんなことはない。世界190カ国以上の会員に利用され、会員数は9万人。日本発のサイトにもかかわらず、約7割のユーザーが日本語以外の母語を使用している。ネットメディア関係者などが革新的なネットサービスを表彰する「WISH2009」で2位に選ばれるなど、注目を集めている。 大赤字でも、喜社長は前向きだ。「世界中でスタンダードに使わ
携帯電話向けソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「GREE」を運営するグリーが11月上旬にPC版サイトをリニューアルする。代表取締役社長の田中良和氏が「いままでのPC版サイトは、なかったことになりました」と語るように、大胆な方向転換を打ち出した。今後は140字以内の一言コメント機能を前面に押し出し、人気のミニブログサービス「Twitter」に対抗する。 正式リニューアルに先立って、FireFox3.5、Safari4、Google Chromeのユーザーのみ利用できるベータ版サイトが10月26日から公開されている。 新しいPC版GREEのトップページには自分がいま何をしているか、何を考えているかを140文字以内で投稿する機能「ひとこと」の入力欄が目立つ位置に据えられている。Twitterのように現在の状態を短いメッセージで友人と共有できるリアルタイムなSNSへと変貌を遂げた。 これ
インターネットというテクノロジーは10万人規模の直接民主制を可能にする。基礎自治体(市町村)のいくつかはミクシィ(mixi)とかのSNSで運営すればいい――。批評家の東浩紀さん(38)が深夜のテレビ番組で「政治の未来像」について大胆な提案をした。「そうなれば、政治家は今ほど必要ないのではないか」というのだ。 東さんが出演したのは、2009年10月24日未明にテレビ朝日が放送した討論番組「朝まで生テレビ!」。この日は「若者に未来はあるか?」がテーマで、人事コンサルタントの城繁幸さん(36)やフリーライターの赤木智弘さん(34)といった世代間格差について発言している20代や30代がパネラーとして登場したが、「朝生」の独特の雰囲気に飲まれてしまったのか、いまいち歯切れが悪い。そのなか、番組前半で若者側のパネラーとしては唯一、気を吐いていたのが東さんだった。 「いまさら『若者論』をやっても意味がな
グリーは10月13日、SNS「GREE」で、未成年ユーザーの課金サービス利用が増えていることを受け、新たに、課金上限額の設定や、テレビCMの表現を見直すといった対策を、10月中に行うと発表した。 ソフトバンクモバイルの未成年ユーザーについて、月間の課金利用金額の上限を3万円に設定する。NTTドコモとKDDIのはキャリア側で課金額の上限を設定できるため追加の対策は行わないが、状況に応じて対策を見直す。 「無料で遊べる」をうたうテレビCMについては、一部コンテンツが有料であることを示す文字の字体サイズや、背景とのコントラストなどを見直す。 今年9月には、未成年ユーザーが商品を購入する際、購入画面で親権者の同意を得ていることを確認するボタンを設置済みという。 GREEなど無料をうたうアイテム課金モデルの携帯サイトについては、親が知らない間に子どもが有料アイテムを利用し、高額な料金の請求が来てトラ
「無料で遊べる」とうたう大手携帯ゲームサイトから高額な情報料を請求され、トラブルになるケースが相次いでいる。 5歳の子どもが親の携帯電話で遊ぶうち、10万円もの高額アイテムを購入してしまった事例も。親は電話料金に上乗せされた請求を見て初めて気付くことが多いという。国民生活センターは携帯電話会社などに対し、高額請求の場合は一時的に請求を止めて調べるなどの改善策を求めた。 山形県内の主婦(37)が、ソフトバンクモバイルからの請求金額が急増したことに気づいたのは今年5月。明細には「情報コンテンツ料 4万5150円」とある。小学3年生の長男(9)に聞くと、大手サイト「グリー」で自分の分身(アバター)を飾るアイテムを買っていたという。 ゲームは原則無料だが、アバターを飾ったり、ゲームを有利に進めたりするための特別アイテムは有料で、1点5250円するものもある。テレビコマーシャルでは「無料で遊び放題」
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と無料ゲームを組み合わせた「GREE」を運営するグリーが、ライバルで「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)を著作権等侵害で訴えると発表した。 SNSとは、インターネットを介して会員同士が交流するサービスで、GREEとモバゲーは会員数が共に1500万人と大手。携帯電話から利用する会員が多く、無料ゲームを豊富に揃えている点も共通している。 グリー拡大の原動力となったのは「釣り★スタ」というゲーム。同社は、モバゲーの「釣りゲータウン2」がこれに酷似していると訴えている。 じつは、両社の騒動にかかわらず、SNS内のゲームはそっくりなものも多く、「コピーしても大丈夫、という風潮がまかり通っている」(IT業界関係者)。 そもそも、SNSに無料ゲームを組み合わせるモデルはDeNAがグリーに先駆けて開始していた。グリーが同様のサー
スパイスラボ神部です。 mixi ボイスがリリースされましたね。音声的なサービスかと思いきや、mixiエコー+公開範囲設定という感じでした。携帯にもデフォルトで対応しています。 軽く調べただけですが、機能が似ているといってもメディアとしては全然別物ですね、これ。 mixiボイスと Twitter の相違点 かんたんに、mixi ボイスと Twitter の相違点をあげておきます。Twitter、mixi ボイスの順番に紹介します。 ※かなり長いです! フレンド数 Twitter → 上限無し?(少なくとも数十万アカウントのものは確認されている。片方フォローでOK) mixi ボイス → 1000人(マイミク数の上限に依存。相互承認のマイミクになる必要があり)。 公開範囲 Twitter → 基本的に全公開。API も公開されマッシュアップコンテンツあり。 mixi ボイス → デフォルトは
例えば TwitterStats というサービスを使えば、指定した Twitter ユーザーが何曜日、何時頃につぶやく傾向があるかが分かります。そこからその人物が夜型なのか朝型なのか、あるいは土日が休みの仕事なのか等、ある程度の生活パターンを想像することができるでしょう。 このように、オンライン上で公開されている個人のデータを分析すれば、そこからその人物についてある程度把握することが可能なことは以前から指摘されてきました。また TwitterStats のような形で実現もされてきたわけですが、単に「夜型か朝型か」といった他愛もない話ではなく、より個人のプライバシーに近い情報までが把握できるようになってきたようです: ■ Project ‘Gaydar’ (The Boston Globe) 「ゲイダー」とは聞き慣れない言葉ですが、「ゲイ(同性愛者)」と「レーダー」を組み合わせた言葉だと言っ
「母親にはインターネットを使わせない方がいい」と心の底から思う理由 日本ではMixiが人気ですが、欧米ではFacebook(フェイスブック)と言うサービスが絶大な人気を博しており、知人・友人、家族とコミュニケーションを深める手段として利用されています。 もちろん老若男女が使っていますが、「母親にFacebookを使わせてはいけない理由」とタイトルのついた、ある二人のやり取りが話題となっていました。 恐ろしくも納得してしまう、その一部始終をご覧ください。 "Facebook Mom" by Jeff Rosenberg on CollegeHumor キャッシーさんという女性が、グレゴリーという人にメッセージを残すところから始まります。 ・キャッシー 9月2日 3:32pm グレゴリーへ 友達のスーザンがフェイスブックを始めて、私にも設定してくれたのよ。スーザンは自分の息子と話をするために使
ヤフーは9月14日、同社が2008年11月から運営してきた招待制ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「CU」を、10月19日をもって閉鎖することを発表した。事業化の見通しがつかず、継続してサービスを改善していくのが困難になったという。 CUは、ユーザーが実名や所属する会社、団体名などを登録し、ビジネスに役立つ人脈を広げるためのSNS。CU内のコミュニティーに参加したり、自分の持つ人脈をユーザー間で紹介しあったり、ユーザー同士でコミュニケーションをとったりできる。 現在の会員数は約6500人。サービス開始当初はクチコミでユーザー数が伸びたが、ヤフーのサービスにしては小規模にとどまった。完全招待制を敷いていたため、Yahoo! JAPANからの誘導はない。既存のユーザーがリアルの知り合いを呼びたくなるような仕掛けの実装が待たれたが、事業化の見通しがつかないことから閉鎖することとなった。
Twitterの勢力が急拡大する中、ミクシィが対抗策に乗り出した。 ミクシィの笠原健治社長は7月31日、SNS「mixi」上で実験サービスとして提供している、Twitterに似た機能「みんなのエコー」を今後、正式サービスに格上げし、日記と並ぶコミュニケーションツールとして提供する計画を明かした。APIの公開も検討している。 Twitterは、140文字までの短いテキストを投稿し、ユーザー同士でゆるくつながるサービス。SNS的な要素も含んでいるため、「Twitterを本格的に始めて、mixiにあまりログインしなくなった」というユーザーも増えてきている。 笠原社長は、Twitterが勢力を増していることを認めながらも、エコーを強化することでユーザーをつなぎとめていく考えだ。 エコーは、150文字までのコメントを投稿でき、自分の書き込みと、マイミクシィ(マイミク)の書き込みを時系列順に表示するサ
会員数約350万人の同窓会支援サイト「この指とまれ!」(通称・ゆびとま)が突然停止されて約1カ月がたつ問題で、ゆびとまはサイトを31日更新し、「障害復旧が困難なためサービス管理業務を『ゆびとま再建委員会』に移管することを、株式会社この指とまれから承認された」と発表した。 サイトによると、複数の企業と数名のヘビーユーザーからなる「ゆびとま再建委員会」が、復旧作業が長期化する場合も想定し、旧システムを破棄することなども視野に作業を進めている。さらに6月14日のサービス再開を予定していると掲示した。 個人情報の流出に関しては、同委員会がデータを完全に保存しており「ご安心してください」としている。 【関連ニュース】 同窓会支援サイト:「ゆびとま」突然停止…会員350万人 <システム障害といえば>au、番号ポータビリティの受付を停止--システム障害が発生 <システム障害といえば>東工取:
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