毎年雪が降り積もるこの時期に、飼育施設の外の雪道で「ペンギンの散歩」を行っていて、冬の恒例イベントになっています。 12日から散歩が始まるのを前に、11日リハーサルが行われ、15羽のキングペンギンが往復500メートルほどのコースをおよそ40分かけて歩きました。 訪れた観光客たちはペンギンが雪の上をよちよちと歩いたり、雪の中に飛び込んだりする姿を写真に収めていました。 修学旅行で香川県から訪れた高校2年の男子生徒は「間近で見るとかわいいだけではなく、迫力がありました」と話していました。 ペンギンの飼育を担当する田中千春さんは、「ペンギンについて少しでも興味を持ってもらうきっかけになってくれればうれしいです」と話していました。 「ペンギンの散歩」は年末年始の休園日を除いて、12日から来年3月ごろまで毎日行われます。