畳の原料“いぐさ”を用いた「食べられるお箸」を、熊本県のいぐさ・畳表活性化連絡協議会が製作しました。食事が済んだら箸まで食べられるわけですが、味はやっぱり畳味とのことで、まったく想像できません。 手作り感あふれる素朴な箸ですが……? 食後にポリポリ食べられます 箸袋の畳感すごい 熊本県はいぐさの名産地で、全盛期は国内の需要をほとんどまかなっていました。しかし、いぐさ農家の数はここ40年で約95%減少し、現在は国内で販売されている畳の8割が輸入品。Twitterを調査すると畳に関する投稿も年々減少しているそうです。 同団体は畳が日本人の生活から離れ、口にすることも減っている現状を憂い、二重の意味で“口にする”ためのプロモーションとしてこの箸を発案。これまで食べられる食器を手がけてきた、愛知県の丸繁製菓に製作を依頼しました。熊本産いぐさ100%の生地を職人が1本1本練り上げ、サクサクした食感に