[SIGGRAPH ASIA]すべてはよりリアルな“もふもふ”のために。毛皮レンダリング最前線ではこんな研究が行われていた 編集部:aueki 2015年11月2日から5日まで兵庫県・神戸コンベンションセンターで開催されていたコンピュータグラフィックスの学会「SIGGRAPH ASIA 2015」の講演から,毛皮のレンダリングに関する研究を紹介してみたい。演題は「Physically-Accurate Fur Reflectance: Modeling, Measurement and Rendering」で講演者はバークレー大学のLing-Qi Yan氏だ。 最近ではゲーム内に登場するキャラクターの髪の毛もかなりリアルになってきている。それらで使われているKajiya-Kayモデルと言われる手法はもはや定番と言ってもよいだろう。さらに髪の毛内部の反射や屈折まで盛り込んだMarschner