NASA=アメリカ航空宇宙局は、冥王星に14日夜、最接近した無人探査機から日本時間15日の午前10時前、無事に飛行を続けていることを知らせる信号を受信したと発表し、今後、1年以上かけて送られてくる冥王星の鮮明な画像や詳細な観測データへの期待が高まっています。 探査機は、最接近の間は観測活動に集中していたため、これまで22時間にわたって地球との通信が途絶えていましたが、信号が届いたのが確認されると地上管制室があるアメリカ東部の研究施設では大きな歓声が上がり、関係者が互いに抱き合っていました。 また、NASAは、探査機が最接近の前に撮影した冥王星の新たな観測結果も公表しました。 公表された冥王星の画像では、場所によって表面にある物質が異なることが複数の色で表示され、特徴的なハートの形に見える地域も右側と左側で表面にある物質が異なることが分かります。 探査機は今後、16か月かけて、最接近の際の集