プロ野球のパ・リーグはファン層の拡大につなげようと、今シーズンから台湾と韓国のニュース番組向けに試合の映像を提供する契約を現地のテレビ局などと正式に結びました。 パ・リーグの6球団で作るマーケティング会社は、国内のプロ野球ファンが減少傾向にあるなか、新たなファン獲得策の一環として、野球人気が高まっている台湾や韓国のテレビ向けに公式戦のニュース映像を現地に提供する交渉を去年の秋から進めてきました。 そして、台湾のテレビ局3社と、今シーズンのパ・リーグの公式戦の映像を毎日、数分程度にまとめてニュース用に提供することで合意し、25日までに正式契約を結びました。 また、韓国の代理店1社とも同様の契約を結び、地元のテレビ局にニュース用の映像を提供することになりました。 プロ野球が海外のテレビ局にニュース用の映像を提供するのは初めてです。 台湾と韓国はもともと野球人気が高いうえ、ここ数年は代表チームど
台湾で、学生たちが中国との間で結ばれた経済協定の撤回を求めて議会の占拠を続けるなか、馬英九総統が学生たちとの直接対話に応じると発表し、事態の収拾に向けた動きにつながるのか注目されます。 台湾では、去年6月に中国と締結したサービス分野の自由化協定を巡り、与党が協定の発効に向けた手続きを一方的に進めようとしたことに学生たちが反発し、今月18日から議会を占拠しています。 馬英九総統はこれまで、議会の占拠は違法だとして、学生たちが求める直接対話を拒んでいましたが、23日に学生の一部が内閣の建物に突入するなど混乱が拡大していることから、25日午後、学生との対話に応じるとする声明を発表しました。 馬総統は学生の代表を総統府に招き、対話したいとしています。 これを受けて学生たちは記者会見を開き、馬総統の提案を受け入れることを明らかにしました。 台湾のテレビ局が24日に行った世論調査では、「馬総統は学生た
台湾で中国との経済協定に反対して議会の占拠を続ける学生が、23日夜、内閣の建物にも突入し、警察との衝突で双方合わせて120人がけがをしました。 混乱が拡大するなか、馬英九政権は、事態の収拾に向けた具体策を打ち出せず、対応に苦慮しています。 この問題は、台湾が去年6月に中国と締結したサービス分野の自由化協定を巡って、与党が協定の承認手続きを一方的に進めようとしたことに学生たちが反発し、今月18日から議会にあたる立法院を占拠しているものです。 学生たちは23日夜、議会に続いて、内閣にあたる行政院の建物にも突入しましたが、その後、大量に動員された警察官が放水車などを使って学生たちを強制的に排除しました。 この一連の衝突で、双方合わせて120人がけがをしました。 強制排除の様子は地元メディアで生中継され、学生たちは「警察の残忍なやり方に心が痛んだ」とか「自分たちの要求が受け入れられるまで議会の占拠
台湾で、中国との経済協定に反対して議会の占拠を続けている学生たちが、23日夜、内閣の建物にも突入して警察との衝突でおよそ100人がけがをし、馬英九総統は緊急の会議を開いて事態の収拾に向けた対応を協議しています。 台湾では、去年6月に中国と締結したサービス分野の自由化協定を巡り、学生たちが中国資本の流入で台湾の中小企業が圧迫され雇用が奪われるなどと反対して、今月18日から議会にあたる立法院を占拠しています。 学生たちは23日夜、新たに内閣にあたる行政院の建物にも突入し、その後24日朝にかけて警察に強制的に排除されましたが、一連の衝突でおよそ100人がけがをして手当てを受けました。 行政院では、厳重な警備が続くなか職員が通常どおり出勤していますが、議会では今も学生たちが占拠を続けており、警察が行政院で強制排除に乗り出したことに反発を強めています。 混乱の拡大を受けて、馬英九総統は24日午前行政
台湾で、中国との間で結ばれた経済協定に反対して議会を占拠し続けている大学生たちは、馬英九総統が協定の撤回には応じない考えを強調したことに反発を強めて新たに内閣の建物に突入し、混乱は長期化する可能性が高まっています。 台湾では去年6月に中国と締結したサービス分野の自由化協定を巡って、与党が承認手続きを一方的に進めようとしたことに大学生たちが反発し、今月18日、議会に当たる立法院に乱入し、協定の撤回を求めて占拠を続けています。 馬英九総統は23日、この問題で初めて記者会見を開き、「協定によって台湾の競争力は高まる」などと主張し、協定の撤回には応じない考えを強調したうえで、議会の占拠は「違法だ」として、学生との直接対話も拒む姿勢を示しました。 これに対し学生たちは反発を強め、23日夜、新たに数百人が内閣に当たる行政院の建物に突入して警察と激しいもみ合いになりました。 24日未明になっても大勢の大
台湾で、中国との間で結ばれた経済協定に反対する大学生たちが議会を占拠し続けていることについて、馬英九総統は学生が求める協定の撤回や直接対話には応じない考えを示し、混乱が長期化する可能性が高まっています。 台湾では去年6月に中国と締結したサービス分野の自由化協定を巡って、議会に当たる立法院で、与党が協定の承認手続きを一方的に進めようとしたことに大学生たちが反発し、今月18日、議会に乱入して協定の撤回を求めて占拠を続けています。 議会の占拠から6日目となるなか、馬英九総統が23日、この問題について初めて記者会見を開きました。 この中で馬総統は、協定によって中国資本が流入すれば、台湾の中小企業が圧迫されるといった指摘は誤解にすぎず、中国からの投資が増えれば雇用の機会も増えるなどと訴えました。 そのうえで、「協定を発効できなければ中台関係が傷つき、台湾が目指すTPP=環太平洋パートナーシップ協定へ
春のセンバツ高校野球が21日、開幕しました。 昭和のはじめ、甲子園に当時の台湾代表チームが出場していた時期があります。 台湾では、このころの野球を通じた日本と台湾の交流を描いた映画が公開され、大きな話題となっています。 この映画「KANO」は、台湾が日本の統治下にあった83年前の昭和6年に、台湾代表として甲子園に出場し準優勝を果たした「嘉義農林学校」の実話を基にした作品で、先月末、台湾全土で公開されました。 当時野球部を率いたのは、愛媛県松山市出身の近藤兵太郎監督です。近藤監督は選手たちに「魂を込めた野球」を教え込み、無名の弱小野球部を強豪校に育て上げたことで知られます。 近藤監督の指導の下、選手たちが成長していく過程を描いた映画は、台湾で人気を呼び、公開から3週間の興業収入が日本円で7億円を超える大ヒットとなっています。映画をきっかけに日本と台湾の交流の輪も広がっていて、先月、近藤監督と
ウナギの資源回復に向けて日本や中国など関係する国と地域の当局者が話し合う会議は、養殖業者が育てるウナギの量を抑制する枠組みなどについては引き続き協議することになり、予定していた2日間の日程を1日繰り上げて終了しました。 この会議は、ウナギの資源回復策を話し合うため、ウナギの稚魚のシラスウナギの漁業者や養殖業者を抱える日本と中国、韓国、台湾の当局者が出席して、19日都内で開かれました。 この中で、ことしに入って、日本などで漁獲されるシラスウナギは増加しているものの、資源量としては依然として低い水準が続いていることが確認されました。そのうえで、資源が悪化した場合、養殖業者が育てるウナギの量を自主的に抑制する枠組みなどを巡って意見が交わされましたが、合意には至らず引き続き協議することになり、予定していた2日間の日程を1日繰り上げて終了しました。 日本で漁獲されるウナギは赤道近くの太平洋でふ化し回
台湾で、中国との間で結ばれた経済協定の発効に向けて議会で手続きが進められるなか、協定に反対する大学生などが議会に乱入して議場を占拠し、大きな騒ぎとなっています。 中国と台湾は去年6月に、サービス業の分野で双方の参入規制を緩和する「サービス貿易協定」を結びましたが、台湾の議会、立法院の野党は、中小企業が圧迫されるなどとして強く反対し、協定の締結から半年以上たった今も発効のめどが立っていません。 こうしたなか、与党側が協定の承認手続きを一方的に進めようとしていることに対し、協定に反対している大学生などおよそ200人が、18日夜、立法院に乱入し、議場を占拠しました。 大学生らは入り口のドアを壊して中に入ったということで、警備に当たっていた警察官との間でもみ合いになりました。 協定を巡って馬英九政権は、発効がこれ以上遅れれば中台関係にも影響が出かねないことから、承認手続きを急ぐよう求めていますが、
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