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AI技術の進化で、ここ1、2年で急激な性能向上を実現している音声合成の世界。まさに機械が読んでいるのか、人間が読んでいるのか区別がつかないレベルになってきているわけですが、ここにきて、また面白い活用例が登場してきました。いわゆる「ゆっくり実況動画」を作成するフリーウェア「ゆっくりMovieMaker4」で、AI音声合成で人気のCoeFontが利用できるようになり、ゆっくりMovieMakerの利用範囲が一気に広がる形になったのです。 CoeFontは声をフォントのように利用できるようにしたサービスで、誰でも自分の声をCoeFontにできるとともに、ユーザーは公開されているCoeFontを使って喋らせることができる、というもの。今回このCoeFontとゆっくりMovieMakerがシステム的に連携したことにより、まさに人のような声で、誰でも無料で、簡単にテロップ・音声入りの解説動画を作ること
あの井上喜久子(@atmanbow_staff)さんが、今年からDTMをはじめ、自身が作曲した楽曲の打ち込みなどを行っていることが先日生配信されたYouTubeでの「井上喜久子お誕生日配信♪~時空はゆがむよどこまでも~」の番組内で明らかにされました。その番組によれば今年1月からレッスンに通ってDTMを習っているとのこと。また「私、小岩井ことりちゃんみたいじゃない?いや、なれないなれない、あんな風にできたら夢のようです」とも話していました。 番組内で披露された写真を見ると、Cubaseを利用し、UR22Cを使って作業していたことも判明。それを見た小岩井ことり(@koiwai_kotori)さんもTwitter上ですかさず反応するなど、思いがけない盛り上がりを見せていました。ぜひ、取材させてほしいと連絡してみたところ、即座にOKのお返事をいただけてしまったので、先日、井上喜久子さん、小岩井こと
アメリカのベンチャー企業、Artiphon(アーティフォン)が開発した、Artiphon INSTRUMENT 1(以下、Artiphon)という楽器をご存知ですか?これは楽器を弾いたことがない人でも演奏できることを目指した、新しい発想の楽器で、PCやiOSデバイスにも接続できるからDTM用途にもピッタリというもの。またMPE MIDIというMIDIの新しい規格に対応したデバイスでもあるのです。4年前、クラウドファンディングサイトのKickStarterの楽器部門でもっともお金を集めたプロジェクトで、TIME Magazineの年間最優秀発明賞の1つに選ばれるなどしているので、すでにご存知の方も多いかもしれませんね。 見た目はMIDIギター風であり、それに近い使い方も可能ではありますが、もっとさまざまな用途でいろいろ使える面白い電子楽器で、アメリカなど海外ではすでに発売されており、結構多く
2年前に「超リアル、高音質に録れる音楽専用ビデオカメラ、ZOOM Q2nが楽しい!」という記事で、ZOOMのQ2nというビデオカメラを紹介したことがありました。その上位機となる4K画像(3840×2160の画像)に対応したQ2n-4Kというものが昨年発売されたので、使ってみました。 Q2n-4Kは実売価格24,500円(税込)と、Q2nの19,800円よりは少し高いものの、やはり4Kの威力は絶大。使うまでは「4Kなんて高画質はいらないよ…」と思っていたのですが、実はデジタルズームをしたときに、実力を発揮してくれるんですね。もちろん音のほうは、24bit/96kHzの高音質で録れ、大音圧でも確実にレコーディングできるのもQ2n-4Kの大きな特徴。実際、どんなものなのか、撮影した素材も見せながら紹介してみたいと思います。 ZOOMの小さな4K対応のビデオカメラ、Q2n-4K Q2nをご存知ない
Cubaseの操作画面がしっかり描画され、オーディオインターフェイスのUR22もテレビで流れる、DTMを1つのテーマにしたアニメが現在、放映されているって知ってましたか?『天使の3P!(スリーピース)』というのがそれ。過去のトラウマからひきこもり気味の高校生、貫井響が、密かに曲制作し、動画サイトに投稿するのを趣味にしていたところ、小学校5年生の少女3人に、とあることをお願いされて……というストーリーの7月にスタートしたアニメです。 その曲制作に使われていたのがCubase Pro 9であり、番組のクレジットを見ると、協力としてSteinberg、Cubase Pro 9、YAMAHAのロゴも並んでいるとともに、「Cubase cooperation:青木繁男」と、DTMステーションでもお馴染みのCubaseスペシャリストの青木さんの名前が出てるんですよね。先日、原作者である蒼山サグ(@Sa
レイニーフロッグは、3DSソフト『Musicverse バーチャル キーボード』を3月2日より配信すると明かしました。 『Musicverse バーチャル キーボード』は、ビギナーからエキスパートまで、誰にでも簡単に音楽が作れるソフトです。 ピアノ、アコーディオン、マリンバ、オルガンなどの楽器をセレクトし、次にレゲエ、サンバ、ロックといった各バックグランドと合わせ、スタイラスペンで鍵盤を演奏しながら作曲していきます。 ■主な機能 ・操作方法は、チュートリアル画面で説明。 ・14種のスタイルと4種のバリエーションによる自動伴奏機能。 ・8種のプログラム可能なコードと、12種のコードタイプが選択可能。 ・レトロからモダンスタイルまで、32種の楽器が選択可能。 ・切り分け可能なコードとメロディのトラック管理が付いたシーケンサー機能。 ・ドラム、ベース、コーラスのパート別のミュート機能。 ・6オク
音楽制作の重要な用語である「MIDI」は,一部は完全にオワコンだが,一部は今でも現役だ。 DTM・DAWにいまでも欠かせない「MIDI」といった場合,何を指しているのか? MIDIの「どの部分」がオワコンになったのだろうか? 下記にまとめてみた。 まず,「ハードウェアとしてのMIDI」や,「Web上での配布形態としてのMIDI」は本当に衰退していることに注意しよう。 しかし「入力手段としてのMIDIキーボード」や,「通信データ・プロトコルとしてのMIDI」は生き残っているのだ。 そこを混同しないように。 MIDI端子・MIDIケーブル: →ほぼオワコン。USB端子・USBケーブルのほうがはるかに高速で大容量を転送できるから。 MIDIキーボード: →現役で使われている。DTM・DAWの重要な道具。鍵盤を演奏するのではなく,音階をステップ入力するためのツール。端子はUSB端子だけだったりする
これまでニンテンドーDS用のKORG M01D、iPhone/iPad用アプリ&AndroidアプリののI am SynthやI am Sampler、FM音源をiPadで実現させるiYM2151やKORGのMS-20をiPadで実現するiMS-20など、数々のシンセソフトを生み出してきた佐野電磁さん率いる会社、DETUNE。そのDETUNEが、またすごいソフトを開発してくれました。今回登場したのはニンテンドー3DS用のソフト、KORG DSN-12というものです。 M01DやiMS-20同様にKORGとの共同開発とのことで、シンセサイザエンジン部分にはKORGの技術が採用されている一方、オシロスコープ機能を組み込んでしまうという斬新なアイディアは佐野さんによるもの。パッケージ販売ではなく、ダウンロード専用のソフトウェアになっているとのことですが(ダウンロード価格は税込3,800円)、実物
クリプトン・フューチャー・メディアが運営するDTM関連製品の情報発信ブログです! サウンド素材やソフトウェア音源のDL販売サイト「SONICWIRE」のキャンペーン情報も発信中! こんにちわ。wat@札幌です(台風18号の影響で出張がズレてしまいました。。。) 「CEATEC JAPAN 2009」のヤマハさんのブースで話題の「HRP-4C 未夢(ミーム)」。こちらの今回のお披露目用に我々が以前構築した試作VOCALOID DB「CV-4C(β)」を貸し出しさせて頂きました、現在、CV04βの名前がニュースサイトなどで出ているので、謎な雰囲気になっておりますよね・・・という事で今回はその辺りのお話を少し。 ※未夢(ミーム)、ミームと言われると初音ミクが伸びやかに歌うこの曲を思い出しますね。あ!テーマソン(ry ■CV-4C(β)について ・経緯 今回のCEATECに関連し、何度かヤマハ様で
UTAUで、「あ」「い」「う」といった個別の音のファイルではなく「いあ」「うあ」「えあ」「おあ」「んあ」のような、前の音からの遷移を含んだ音源を使用したらどうだろう? という発想(diphone方式。音声合成の世界では古くからあるアイデア)に基づいて進めてきて、こんな感じになりました。歌唱は全てUTAUで合成しています。イラストはももももPさんに描いていただきました。この動画製作にあたって耳ロボP氏にオケをリマスタしていただきました。そして何時間もかけて連続音の収録をしてくださった萌々子さんに敬意と感謝を。もちろんその他、連続音検証に関わる方々の働きあってのこの動画です。 関連記事・mp3はこちらにあります。→http://utau2008.blog47.fc2.com/blog-entry-310.html 【追記】正確にはdiphoneでなくVCV合成
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