大盛況のうちに幕を下ろした北京オリンピック。競泳の北島康介選手や女子ソフトボール陣が見せてくれた日本代表の活躍は、見る人に歓喜を与えた。そのオリンピックの開幕からさかのぼること約1週間前、米ハワイ島にて、世界中から集まった学生と競い合うもう1人の日本代表がいた。ビジネスパーソンなら誰もが一度は操作したことのあるWordを使って――。 「え、わたしが日本代表? 何かの間違いじゃないの」 Office製品などのスキルを学べる専門学校「お茶の水スクール・オブ・ビジネス」に通う井原侑子さんは思わず声を上げた。Microsoft Office製品の利用スキルを競う世界大会「Microsoft Office 世界学生大会 2008」において、Word部門の日本代表に選出されたからだ。 井原さんは今年の4月に同専門学校に入学した。初めてPCに触ったのは小学5年生のころ。両親からの勧めやPC好きがこうじて
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