子どもの遺伝子の新たな変異、父親の年齢高いほど発生 この記事によると、アイスランド、デンマーク、イギリスの共同研究チームが、78組の家族(父、母、子)と、数百組の対照群でゲノムの違いを解析、比較したとのこと。 その結果、両親のDNA 配列には存在しなかった全く新しい「新生突然変異」の数の増加は、父親の年齢にほとんど依存していて、母親の年齢とは関係なかった。 新生児には、平均で約60の新生突然変異がある。ただし、父親が20歳は平均25なのに、40歳になると65に増えていた。 これはとても面白い結果で、まず第一に母親の年齢には依存しないのが意外なこと。 DNA の変異は、ざっくりいって酸化ストレスによって引き起こされている。で、卵子は精子に比べて仕組みが複雑なので、DNA に変異がたくさん蓄積するくらい酸化ストレスを受けると、もはや機能しなくなっちゃうんだろうね。 その点、精子は多