4月20日、IoTプラットフォームを展開するソラコムは初の開発者向けイベント「if-up 2017」を開催した。キーノートに登壇したソラコムCTOの安川健太氏は、グローバルにスケールできるSORACOMのアーキテクチャや開発ポリシーなどを参加者に詳説した。 SORACOMを支える3つの構成要素 SORACOMは、ネットワークやセキュリティ、デバイス管理、クラウドとの接続などIoTサービス開発における障害を取り除き、アプリケーション開発に集中できるさまざまなサービスを提供している。データ通信サービスの「SORACOM Air」をベースに、暗号化などの処理をオフロードする「SORACOM Beam」、VPCへの接続を行なう「SORACOM Canal」、他のクラウドと直結する「SORACOM Direct」「SORACOM Door」、SIMによる認証サービス「SORACOM Endorse」