はじめに 去る3月の震災を機に、インターネットそのものとともに“クラウド”による情報供給におけるスケーラビリティや耐障害性、“スマートデバイス”によるライブインフォメーションへのアクセスの進化が、改めて注目されました。普段あまりアクセスがないサイトに、アクセスが集中しダウンするサイトを、クラウドでミラーリングしてカバーされました。電話が麻痺する中、IP通信はダウンしなかったため、SkypeやTwitterが情報伝達手段として活躍しました。 今、“クラウド”と“スマートデバイス”を利用したアプリケーション・サービスは目覚ましい数で増えています。 本連載では、Microsoftが提供する選り取り見取りのサービス群からなるクラウド“Windows Azureプラットフォーム”と、完成度の高いアップルの“iOS”デバイスに焦点を当て、この2つを組み合わせたアプリケーション・