【コラム】「北欧、暮らしの道具店」のブランドKPIを噛み締める アナリティクスアソシエーション 大内 範行 発信元:メールマガジン2022年7月27日号より D2Cサイト「北欧、暮らしの道具店」を展開する株式会社クラシコムが東証グロース市場に上場しました。その目論見書を読んでみました。 「新株式発行及び自己株式の処分並びに 株式売出届出目論見書」 「北欧、暮らしの道具店」は、2007年に北欧の食器などを扱うD2Cサイトとしてスタートしました。その世界観に共感するユーザーを、広告費を(あまり)かけずに、コンテンツとソーシャルで集客し、大きく売上を伸ばしてきました。コンテンツには、本格的なドラマや映画などの映像作品も含まれています。 「世界観を軸にしたブランド作り」というストーリーは、すでに多くのメディアで語られています。私が今回注目したのは、リーチから購買までのKPIの数値です。 目論見書の
