
ITPの今までの変遷 ITP(Intelligent Tracking Prevention)は、Apple社によるiOSデバイスへのサイトトラッキング抑止機能の1つです。 最初のバージョンは、2017年9月に発表され、iOS11を対象に、サードパーティーCookieの利用制限が行われました。 その後、一般の開発者によるITPに対する回避策の考案・実装と、Apple社によるITPのバージョンアップといういたちごっこにより、2021年4月時点のITPでは、サードパーティーCookieだけでなく、 ファーストパーティーCookie Indexed DBやローカルストレージ リファラー情報 などにも制約が及んでいます。 GAの計測データへの影響 ではITPによって、Googleアナリティクスの計測データはどのように影響を受けているのでしょうか。実際のデータを見ながらその影響を確認しました。 前提
米アップルは先ごろ、スマートフォン「iPhone」やタブレット端末「iPad」、パソコン「Mac」用のアプリが収集する個人情報の詳細を開示した。 アプリストアで収集情報を開示 OS(基本ソフト)の刷新版に導入した新ルールで、収集される個人情報の種類や利用法、その最終的な目的といった情報を利用者に開示している。 これに先立つ2020年6月、同社は開発者会議で新たなポリシーを発表。「App Store」でアプリを新規に公開したり、更新したりする際、承認手続きの一環としてアップルが求める質問に回答するようアプリ事業者に義務付けた。その新ルールがこのほど導入された。 具体的には、質問の回答を基にアップルが収集情報を「連絡先情報」や「財務情報」「ID」「位置情報」「検索履歴」「閲覧履歴」「ユーザーコンテンツ」などに分類する。これをApp Store内の各アプリのページにアイコンとともに表示する。 例
IDFA が 2021 年初頭より iOS / iPadOS 14 以降でオプトイン方式に変更されるというニュースが駆け巡りました(※)。IDFA はネイティブアプリで広告などのトラッキングにも使われており、広告出稿という視点からも大きなインパクトがあります。 この仕様変更やITPおよびサードパーティ Cookie の廃止は、オンライン広告におけるユーザのトラッキングを根本的に変えるほどの大きな影響を与え得ること、そして、引き続き集客していくためには、広告配信に必要なピクセルまたはタグを最新のものにアップデートしていくだけではなく、サービスそのものの設計から考え直すべきであることをご紹介したいと思います。 ※2020年9月3日、Appleは、IDFA使用制限の開始時期を2021年以降に延期することを公表しました。 IDFA がどのように使われてきたか そもそもIDFAとは IDFA (ID
Note: If you are using NextDNS as your DNS resolver, you are already automatically protected from this. You can read more here. How come AdBlock, Adblock Plus, uBlock Origin, Ghostery, Brave and Firefox are letting a third-party tracker from Eulerian, a leading tracking company, execute their script freely on fortuneo.fr, one of the biggest online bank in France? How come the same thing is happeni
Googleの「Chrome」チームは米国時間8月22日、広告ターゲティングとプライバシーの両面で最高のものを提供するための取り組み「Privacy Sandbox」を提案した。パブリッシャーはユーザーの関心事に合わせてターゲティングできるが、ユーザーのプライバシーは侵害しない広告を目指す。 ブラウザーにはすでに、マルウェアを閉じこめ、被害の可能性を低減するように設計されたセキュリティサンドボックスが搭載されている。Googleが公開した提案の詳細によると、Privacy Sandboxは、トラッキング技術を同様に制限するという。 セキュリティ問題に力を注ぐChromeエンジニアリング担当ディレクターのJustin Schuh氏は、Privacy Sandboxについてブログで次のように述べている。「パーソナライゼーションのためのセキュアな環境であると同時に、ユーザーのプライバシーも保護し
2018年5月に施行されたEU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation、以下「GDPR」)をきっかけに、個人をめぐるデータの扱い方に対して、より厳しい規制が課されようとしています。こうした動きによって、WebのCookie(クッキー)を使って個人をターゲティングし、ビジネスに結びつけている広告事業者やメディア運営者が、大きな影響を受けると見られています。同時に、米アップルのWebブラウザ「Safari」を中心に、個人をターゲティングする技術について、中でもCookieを排除するテクノロジー規約であるITP(Intelligent Tracking Prevention)が広がりを見せるなど、インターネットを取り巻くテクノロジーは大きく変わろうとしています。 法的にも技術的にもこれまでのWebの仕組みが抜本的に変わるなか、広告事業者やメディア運
その日、私は、Googleplex(Google米国本社)にいた。そこは、エンジニアやIT起業家の聖地のような場所。その聖地に、当時のGoogle Japan 代表の村上憲郎さんをはじめ、日本から10人ほど集っていた。目的は、GoogleのCEO(当時)、エリック・シュミットや、創業者のラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンなど本社役員たちに、Google Japan の経営方針や営業戦略をプレゼンすることだった。 Advertisement 当時の私は、Google Japan の営業戦略を構築する仕事をしていた。年間計画と四半期ごとの計画を立てて、多くの人の協力のもと、その計画を遂行していく。もちろん、一人で立案する訳ではなく、ほかの部門のシニアマネジャーと一緒に作っていく。なので、私の仕事は、各シニアマネジャーの取りまとめ役、あるいは、調整役といった面も強かった。 ラリーとセルゲイ Goo
シリコンバレーはこれまで、「素早く行動し破壊する」ためのかなりの自由度を享受していたかもしれない。しかし、ハイテク大手企業が自由に動ける時代は近いうちに終わりを迎える可能性がある。 そう述べるのは、Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏だ。同氏は、ハイテク業界の規制は今や「避けられない」としている。 世界最大規模の時価総額を誇る企業のCEOである同氏は、米国時間11月17日夜にHBOで放送されたAxiosとのインタビューで、シリコンバレーに警鐘を鳴らした。 「一般的に言えば、私は規制があまり好きではない」と、同氏はカリフォルニア州クパチーノにあるApple本社からの中継で発言した。「私は自由市場を大いに信じている。しかし、自由市場が機能していない時にはそれを認めなければならない。そしてここではそれが機能していない。何らかの規制が設けられることは避けられないと私は考え
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「Chrome 69」のユーザー追跡手法について懸念が生じていたことを受け、Googleは同ブラウザに変更を加えることを約束した。 ここ数日、異なるデバイス間で個人データを同期する手法と、Googleが閲覧行動に関するデータをCookieと呼ばれるファイルに保存する手法について、それぞれ批判の声が上がっていた。Googleの担当者は米国時間9月24日から25日にかけて、心配することはないとの姿勢を示しつつも、次期バージョンのChrome 70で変更を加えると発表した。 「この数日間にいただいた皆さんからのフィードバックを把握し、感謝している」と、Googleでセキュリティチームのリーダーを務めるParisa Tabriz氏はツイートした。 Googleは25日の夕方にブログを更新し、同社のインターフェースに新しい選択肢と説明文を追加するほか、ChromeのCookie保存に関するポリシーを
Steven J. Vaughan-Nichols (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高森郁哉 (ガリレオ) 編集部2018年10月01日 13時03分 インターネットは日常生活に欠かせない存在になっている。Tim Berners-Lee氏がウェブを考案し、皆がウェブを利用して情報を共有するのを容易にしたからだ。それから28年が過ぎ、個人情報の大部分が、Amazon.com、Facebook、Googleといった大手企業に支配されている。Berners-Lee氏は、個人のデータを個人の手に戻したいと考えている。 Berners-Lee氏は、新しいオープンソースプロジェクト「Solid」によってそれを実現しようとしている。人々は、個人情報が大手企業に保持されることに嫌気がさしている。AppleやFacebook、Googleなどでわずか数週間のうちに、プライバシー関連のスキャン
10億人以上のユーザーを抱えるメッセンジャーアプリ「WhatsApp」を育て、2兆円以上でFacebookに売却した後に、8億5000万ドル(約960億円)の報酬受取権を放棄してFacebookを退社したWhatsApp共同創業者のブライアン・アクトン氏が、Forbesの独占インタビューに応じ、WhatsAppをFacebookに売却した経緯や、その後のマーク・ザッカーバーグCEOとの軋轢、なぜFacebookを去ったのか、そして、決して譲ることのできない自身のポリシーなどについて打ち明けています。 Exclusive: WhatsApp Cofounder Brian Acton Gives The Inside Story On #DeleteFacebook And Why He Left $850 Million Behind https://www.forbes.com/site
あなたは耐えられますか。便利さと引き換えになる、強制位置情報トラッキング2018.09.17 22:0033,354 David Nield - Gizmodo US [原文] ( Kaori Myatt ) マップ機能、便利ですよね。 方向音痴の私はこれなしでは知らない土地へ行くのが怖いくらい…。ですがその便利さの裏には怖さも潜んでいるようです。自分がどこにいるのかという位置情報もまた個人情報のひとつ。テック企業に自分の居場所をいちいち報告されているなんて、心穏やかにしてはいられませんが、道に迷うのもこまりもの...米ギズモードのDavid Nieldがアプリレベルで位置情報のトラッキングをブロックする方法を推奨しています。アプリも端末もちゃんと理解して賢く使いたいですね。 知ってました? Google(グーグル)はユーザーの位置情報をわたしたちが知らないうちに「バックグラウンドで」トラ
【シリコンバレー=白石武志】米フェイスブック(FB)は7日、利用者のプライバシーをめぐる新たな不祥事があったと明らかにした。ソフトウエアの不具合によって約1400万人の投稿の共有範囲に関する設定が誤って変更され、友達などに限定公開するはずだった投稿の一部が誰でも見られる状態になっていたという。不具合は利用者のプロフィル欄の写真などの公開方法に変更を加えた際に発生した。5月18~27日に投稿され
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