リリー・フランキー ニート青年が社会に飛び出し、ブラック会社と呼ばれる問題企業で孤軍奮闘する様子を描いた映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』の主題歌を担当したTOKYO MOOD PUNKSを率いるリリー・フランキーがインタビューに応じ、フリーターだった20代や現代のネット社会について語ってくれた。 映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』写真ギャラリー 20代のころ、5年ほどフリーター生活を送っていたというリリー・フランキーは「気力がないんですよね。働けって言うのは簡単ですけど、そういう人たちっていうのは働きたいけど、気力がない。その気力って部分は、根性とかではどうにもならない」とフリーター時代の自らのモチベーションを語る。当時の日本経済はバブル真っただ中で、仕事のない人を探すのが難しかったという時代。定職についていないリリー・フランキーは