「ブログかSNSで何か発信すればいいのに」という話をすると「自分はまだそのレベルにないので…」という人がいる。その時は必ず「情報発信に必要なレベルとかないですよ」という話をする。こういう人には、情報発信はそれなりのレベルの人や経験豊富な人がするもの、という固定観念があるようだが、今はそんな時代ではない。 例えばAという分野について、10段階でレベル10の人がいるとする。この人が発信する情報は確かにAに関わる人すべてが参考にできるだろう。ではレベル5の人の情報はどうだろうか。レベル6以上の人には役立たないかも知れないが、レベル5未満の人には有益な情報になりえる。ではレベル2の人はどうだろうか。レベル3以上の人には役立たなくとも、レベル2になるまでの方法は教えられる。業界分布がレベル8以上が一握りで、レベル2未満が多くを占める構造なら、多くの人から喜ばれるだろう。 では、まったく経験がないレベ
皮肉っぽい記事を書いてみます。 WELQが熱い。 各所で話題のWELQ。 「右肩に憑くのは守護霊、という話もよく知られている」という知見が得られるヘルスケアサイト!>肩が痛いのは病気が原因?気になる怖い病気とセルフ対処法|WELQ [ウェルク] | ココロとカラダの教科書。ヘルスケア情報まとめサイト https://t.co/wy13jru6O9 pic.twitter.com/sBpUdevSlZ — 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2016年11月23日 どこから突っ込んでいいかわからないけど地道にやるしかないな……“ラクトフェリンという、優しい響きに併せ持つ効能の数々。最近の研究から、ラクトフェリンには放射能保護効果のあることもわかりました。”https://t.co/wOY6MbZvkG — 朽木誠一郎 (@amanojerk) 2016年11月24日 書
【告発も追記】やってはいけない一線を越えたDeNAのウェルク(Welq)をとりあえず直ちに閉鎖すべき理由(シリーズ第2回) 一昨日書いたブログ DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件(第1回) がバズりました。このページを読んでくれた人の数は20万人弱。週刊文春がABCで60万部くらいですので、文春砲の1/3くらいの効果はありました。ただ、文春みたいな印刷メディアは病院の待合室にも置かれて爺ちゃん婆ちゃんも読む。しかしネットだとリテラシー低めの人たちには到達しづらいから、ぜひとも文春さん始め、既存のメディアの人たちにもお願いしたい。人の生き死にや病気で、しかもパクリで悪どい金儲けは許さない。 そもそもウェルクについて知ったのは、知り合いの医師達が半年くらい前から「最近ウェルクっていうサイトで知った話と先生がいうことが違う」といって
愛のままに、わがままに、僕はお仕事してます、高橋です。 この記事の流入が激しい昨今です。 Welqが席巻するSEO界隈と、DeNAのコンテンツ戦略、そしてその行く末に思うこと。~Welq編~ 騒がれてますね、SEO業界の外まで飛び火して騒がれているWelqさん。最近はパクリ以前に倫理的な観点からの指摘が多いらしく、ココロとカラダの教科書のあまり、かなりセンシティブな部分につっこんで炎上している模様です。 何があったの 神of SEOこと辻さんのTwitterMomentでこんな投稿がまとめられておりました。 [死 にたい]でSEOされたwelq(運営:DeNA)の大きな問題 なるほどたしかに。 「おっけーぐーぐる、しにたい!」で検索した人に見せるコンテンツが、まさかの求人系案件のアフィリエイトとは。 該当記事のアフィリエイトリンク部分は既に削除されているようで、いよいよ媒体に内部主導のコン
今日は、読みやすい・理解しやすい文章をつくるための、テキストライティングのポイントを、NII(国立情報学研究所)などが開発している「リーディングスキルテスト」の要点から考えてみます。 リーディングスキルテスト「リーディングスキルテスト(RST)」とは、シンプルな文章を子どもたちがどれぐらい正確に読めるかを科学的に診断するものです。 人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の一環として、NII(国立情報学研究所)社会共有知研究センターが開発し、他の企業などと協力しながら実施していいるもの。 このテストでは、人が初見のドキュメントを読解するにあたって、11のプロセスをを経ているという考えで作られています。そのプロセスとは、次のようなものです。 人がドキュメントを読解するときのプロセス文節に正しく区切る。 例:私は学校に行く。→私は/学校に/行く。 係り受けの構造を正しく認識する。 例:
ライター&ディレクターでもすぐできる! WEBコンテンツの校正・校閲の基本とコツ2/2回 こんにちは。編集者の島田です。 WEBコンテンツのクオリティアップのために、編集者はもちろんのこと、ライター、ディレクター、デザイナーが押さえておくべき校正・校閲の基本を、紙媒体出身の編集者の視点から2回に渡ってお伝えしています。前回は、WEBコンテンツにとって校正・校閲を行う価値と校正・校閲の違い、実際の作業について解説しました。 【参照】WEBコンテンツのクオリティを上げる校正・校閲の基本とコツ1/2回 2回目となる今回はプロでない人が実際に校正・校閲を行う際のポイントについてお話しします。 編集や執筆に携わる方なら、『日本ハグ協会』のマザーさと子さんのブログに書かれていたこの文章を読んだことがあるかもしれません。 【参照】ちょっと読んでみてください まずは、以下のひらがなの文章を読んでみてくださ
これまでに数多くの一部上場企業様のWebサイトのリニューアル・サイト制作にコアメンバーとして参加し、その中で表記ルールもかなりの数を策定してきました。策定時のベースに使用する「ひらく漢字」「ひらかない漢字」の一部を紹介します。 ※以前、公開した記事を再編集したものです。 表記ルール: ひらくことが多い漢字 表記ルール: ひらくことを検討する漢字 表記ルールの策定にあたり 表記ルール: ひらくことが多い漢字 ひら(がなで書)くことが多い漢字。 ※「正・誤」は使用する際の基準であり、日本語としての「正・誤」ではありません。 読み 正 誤
たくさんのWeb記事がインターネット上に溢れており、誰でも簡単に「ライター」と名乗れる時代になりました。 エンジニアでQAサイトに頻繁に投稿している方も、デザイナーでオウンドメディアを運営している方も、趣味でブログを運営している自営業の方も立派な「ライター」です。 今回は個人的な方法ではありますが、伝わる文章を書くために実践している方法を紹介します。 特に、主語述語、修飾語等の、文章のテクニック本(座学)を読むのにうんざりしている人向けの記事です。 伝わる文章とは 最後まで読んでもらえる文章 伝わる文章とは、ナタリーの唐木さんの本(新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング)にも書かれていますが「最後まで読んでもらえる文章」ということではないでしょうか。 皆さん、文章を書くときには”誰かに何かを伝えたい”思いで書いていますよね?どんな記事にせよ、そこには読者がいることを意
はじめまして。 コピーライター代表の長谷川哲士(@aseetsu)と申します。 「いや、コピーライターの代表は糸井重里さんとかだろ!」とお思いの方もいるかもしれませんが、「株式会社コピーライター」という会社をつくったので、その会社の代表という意味です。 こういう社名もひとつのコピーですね。個人的に好きな社名は、俺のイタリアンなどを経営する「俺の株式会社」です。 さて、今日は、キャッチコピーで悩んでいる人に、コピーの発想法を6つお伝えします。“ハッ”と思わせ“そう”かと納得し“ほう”とうならせる。 そんな展開にはならなさそうですが、自分がこれまで書いてきたコピーを例にご紹介します。 そもそもキャッチコピーとは? あまり気づかれてませんが、すべてのキャッチコピーは、課題を背負っています。 商品を売りたいとか、名前を売りたいとか、その課題は様々です。そしてコピーが使われる場所によって、コピーの役
はじめまして! 株式会社Fablic で バイクフリマアプリ “RIDE” の、アートディレクション・UIデザインをしている わりえもん (@wariemon) と申します!この記事を読んでくださりありがとうございます! UIにおける言葉の重要性 みなさん、アプリのデザインをする際にどのような箇所に気をつけていますか? 情報整理・UI・ビジュアル・アニメーションなど、気にかけることは非常に多いのですが、アプリ内で使われる「言葉」も、情報を伝える上で非常に重要な要素です。 今回は、言葉に注目して、アプリをより魅力的に見せている例とポイントを紹介していきます。 先日リリースしたRIDEでも、実際に取り入れている部分もありますので、実践例の一つとしてお話します。 アップデート文言 タスク管理ツール “Wunderlist” や、Tumblrクライアントソフト “tumblrtext fot tu
今日は、Webライティングにもメールにも役立つはずの、「わかりやすく、読みやすい」文章を作るための日本語を解説したマニュアルを紹介します。これは、すべての社会人が読むとその日からトクする情報です。 いわゆる「お役所言葉」改善の手引 by 佐賀県「いわゆる『お役所言葉』改善の手引」という、佐賀県が2004年に公開した文書があります。文書名だけ見ると「なんだ、また意味のない無駄なやつか」と思うかもしれませんが、これが非常に役に立つ内容だったのです。 佐賀県:いわゆる「お役所ことば」改善の手引きの策定 なにが役に立つって、本当に「わかりやすい、読みやすい、伝わる」文章を書くための基本をシンプルかつ明確に、具体的な例を示しながら解説してくれているのです。 内容はこんな感じです。 できるだけ具体的な表現を的確で簡潔な文章を、まずは結論から行政で多用される慣用語の見直しをカタカナ語(外来語)は普及して
こんにちは、ナイルのじつかわです。 前はヴォラーレという会社でしたが社名が変わりました。以前SEOの記事などを書いていましたが、最近の仕事としてはコンテンツマーケティングに関わることが多くなってきています。 今回はそのコンテンツマーケティングについて、よくある誤解と、根本にもつべき考え方をご紹介します。 「コンテンツマーケティング=ブログで集客」ではない 「コンテンツマーケティング」というキーワードを非常によく聞くようになりました。また、ありがたいことにコンテンツマーケティングに関する相談をよく受けるようにもなりました。 しかし、その中で一つ気になっていることがあります。それは、「コンテンツマーケティング=ブログ記事の執筆」だと思っている人が非常に多いこと。 もっというと、「ブログでPVを稼ぐこと」そのものが目的になってしまっていて、マーケティングの目的を見失ってしまっている状態をよく見か
「こだわりの○○」という言葉を使う店は、何もこだわっていない(絶対に):新連載・こだわりバカ(1/4 ページ) 今、日本の飲食・食品・製造業界をひとつの妖怪が徘徊(はいかい)している。「こだわり」という名の妖怪が。私はこの妖怪を何とか退治しなければ、という勝手な使命感に燃えてこの原稿を書いている。 情報誌などの飲食店の紹介を見ると、どの店も「こだわり」という言葉のオンパレードだ。そのこだわりの具体的な内容が詳細に書いてあればまだましである。そのほとんどは「こだわりの○○」と書かれているだけで具体的な中身は何もない。 ラーメン一杯を取り上げても、麺にこだわり、スープにこだわり、チャーシューにこだわり、そんな店だらけだ。中には「こだわりの店主によるこだわりのお客さんためのこだわりの一杯をお届けします」などという「リンカーン?」「ギャグ?」と思ってしまうようなコピーを真剣に使っている店もある。
こんにちは。エディターのハマです。 現在は、LIGMOという外部メディア運用チームにおいて、ライターさんが書かれた記事の編集などを担当しております。 中には「自分の文章の推敲や校正をもう少しだけちゃんとやってくれれば、格段に良くなるのにな」と感じる記事があるのも事実でして、今回はそんな方におすすめしたい「文章の推敲・校正方法」をご紹介します。 自分の文章を推敲・校正する際、黙読でも十分に対応できる方はともかくとして、うまくいかない方はゆっくりと音読してみることをおすすめします。 メリット1. 誤字や脱字に気づきやすい 誤字や脱字、「てにをは」の違和感を視覚だけではなく聴覚でも感じ取れるため、チェックが漏れにくくなります。 誤字や脱字のことを「凡ミスしてすみません」とおっしゃるライターさんもいますが、実はプロとして「致命的なミス」なのではないかと思います。というのも、実力のあるライターさんほ
はじめまして。エディターのさえりです。 想像力が逞しく、日々想像の世界へ逃避していますが、現実との境目はちゃんとあるタイプです。今後とも何卒よろしくお願いします。 さて、わたしは外部メディアを運営するLIGMOというチームに所属しています。LIGMOは、外部のクライアントから依頼を受けた後、クライアントの要望に合った記事を企画し、ライターに案件を発注、あがってきた原稿を編集し、公開する……などのメディア運営の一連の作業を請け負っています。 文章の編集をする中で、わたし自身「自分の文章力をもっとあげたい」と思う機会がよくあります。文章のプロではない限り、誰でも一度は日本語の難しさを感じたことがあるのではないでしょうか? そこで今回は、わたしと同じように「今よりも文章力をあげたい人」に向けて、「文章を、少しだけクオリティアップさせるポイント〜基礎編〜」をご紹介します。 かなりの基礎編なので、文
インターネットが普及し、メール、手紙以外にもブログやホームページなど文章を書く機会は多くなっています。 最近では、自社のホームページやブログで記事を書いているという人も多くいます。 一方で、文章を書くことに慣れない人や苦手意識を持っている人にとっては非常に負担が大きい作業でもあります。 何を書いたらいいのか、どこから書き始めたらいいのか、と迷ってしまい、なかなか進まないという人も少なくありません。 今回は、良い文章とは何か。そして、文章力を上げることができる記事をご紹介します。 文章が苦手な人はもちろん、文章力をさらに高めたいにも参考になる内容となっています。 コツを掴めば一気にスキルアップできますので、ぜひ一度チェックしてみてください。 ▼オウンドメディアの基礎知識から、具体的ノウハウまで解説! 良い文章とは 一般的に「良い文章」とは何なのでしょうか。良い文章とは誰が見ても意味が通じる「
僕はコピーライターです。日ごろ、書く専門家として、広告代理店や制作会社、企業の方々から依頼を受け、コピーやテキストを書くのが僕の仕事です。また、セミナーや研修でライティングを教えることもあります。そんな僕がこれまでの仕事を通して感じてきたのが、“書かずギライ”の存在です。“書かずギライ”の方たちはこう言います。「おれ、文才ないからなあ」「どうも書くことが苦手で」と。 しかし、そんなことをおっしゃる方々も、その実、非常に優秀な方ばかりで、デザイン、プログラミング、マネージメント、マーケティングといった、ご自分の専門分野では非常に優れた能力を発揮していたりします。もう、提案したり教えたりする僕が劣等感にさいなまれるほどに、です。 で、僕は考えました。“書かずギライ”の正体、それは“自分が書いたもののクオリティが判断できない状態”なのではないか……と。デザインやプログラムと違って、善し悪しの判定
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