B, C, K, Wシステムは、基本的な4つの定数記号 B, C, K, W からなるコンビネータ論理の変種である。この体系はハスケル・カリーの博士論文Grundlagen der kombinatorischen Logikによるもので、その結論部分はCurry 1930において示された。 定数記号 B, C, K, W の簡約基の簡約規則は次のように定義される: B x y z → x (y z) C x y z → x z y K x y → x W x y → x y y これらのコンビネータは、直感的に次のような働きをするものと考えられる: B x y は関数合成。 C x y z は引数交換。 K x y は破棄; W x y は複製。 2つの基本的な定数記号 S, K(及び SKK と外延的に同値な閉項 I)からなるSKIコンビネータ計算があり、ここでは B, C, W は