米国では10代の若者の15%が、性的なメッセージや画像を含んだテキストを指す「セクスト」を送信したことがあるという。また、受信したことがある人は27%に上る。10代後半に近づくにつれて、そうしたテキストをやり取りする割合は高くなるというが、それは驚くことではないだろう。 セクストをやり取りする「セクスティング」に関する新たな研究結果が2月26日、米国医師会(AMA)発行の医学誌「JAMA小児科学」に発表された。過去の研究結果に基づくレビュー論文であり、対象とした研究は、2009~2016年に発表された39件だ。調査対象者は12~17歳の11万380人になる。 これらの研究のうち34件は、セクストを送信したことがある10代の男女の人数について調査していた。また、受信したことがある人数について調べたものは20件、送信者の同意なしに転送したことがある人と転送されたことがある人について調べたものは
