先月、行方不明となっていた高齢女性を水戸市内で見つけたゴールデンレトリーバーに、警察から感謝状とドッグフードが贈られました。 水戸警察署で19日感謝状が贈られたのは、メスで3歳のゴールデンレトリーバー「おもち」と飼い主で水戸市に住む看護師の永山里紗さん(30)です。 「おもち」は、先月12日の夕方、水戸市内を永山さんと散歩していたところ、歩道に座り込んでいた女性を見つけました。 座り込んでいたのは、同じ日に家族から行方不明の届けが出されていた83歳の女性で、警察が駆けつけるまでの間、「おもち」は女性を心配するように寄り添っていたということです。 感謝状とともにドッグフードが贈られると、「おもち」は興奮した様子でした。 永山さんは「本当に『よく気づいたね』という気持ちです。その日の夜は『おもち』といっぱい遊びました。困っている人がいたら勇気を出して声をかけることを意識し行動していきたいです」