【広州=小山謙太郎】日本発のスマートフォン向け無料メール・通話アプリ「LINE(ライン)」の中国版が、利用者の通信内容を自動的に監視していることがわかった。政治的に敏感とされる言葉を使うと「メッセージに禁止語が含まれているため送信できません」と表示され、送信できなくなる。 ラインは通話のほか一対一の短い文章のやりとりに使われ、先月末に世界の利用者が1億5千万人に達した。日本の運営会社「LINE」は中国企業の「北京奇虎科技」と提携し、昨年12月から「連我」というアプリ名で中国国内でのサービスを始めている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事〈ロイター〉中国でミニブログのアカウント閉鎖相次ぐ、混乱防止へ規制強化か(5/21)中国メディア、アップル批判過熱