「酔っぱらって覚えてない」→そもそも脳が記憶していなかったことが判明 お酒を飲み過ぎて、翌日何も覚えていないといった経験はありませんか。 「途中まではかすかに記憶があって、○○という店にいたことまでは覚えているけど、その後の記憶がどうも思い出せない…」といった風に。 いったい記憶はどこへ行ってしまったのでしょうか。実は脳はあったことを忘れたわけではないのです。 What Happens To Your Brain When You Get Black-Out Drunk? 飲んでいる間に、いったい脳はどんなことになっているのでしょうか。 泥酔した人が部分的に記憶を失っていたり、まったく思い出せなかったりする様子を目の当たりにしたことがあると思いますが、実は記憶を呼び起こせないのではなく、そもそも記録されていないそうです。 脳の記憶や学習に関わる海馬は、アルコールの干渉を受けると正しく機能し
Photo by a4gpa from Flickr ここ数年でずいぶんと浸透した「認知症」。アルツハイマー型認知症のほか、脳血管性認知症やパーキンソン病に似た症状が出ることもあるルビー小体病なども、認知症の一種です。患った本人だけでなく、世話をする家族にも負担が大きいという辛い病気です。そんな中、先日ロイターの記事に「アルコール、飲むほどに脳が縮小」というニュースを発見。米マサチューセッツ州ウェルズリー大学の研究チームの発表によると、「加齢で進む脳容積の減少を、適量のアルコールにより食い止めることが可能か」検証しようとしたが、結果は不可能だったそう。それどころか、アルコールによって脳が委縮するという恐ろしい結果が……。 夜な夜な一人で飲みながらクダまいてる独身女子としては他人事じゃありません。東京クリニックをはじめ多くの病院で診療されている、脳神経外科医の笹沼仁一先生に脳とアルコールの関
お酒を飲んだ翌日に朝起きてみたら酒席の途中からの記憶が全くないのに、家にきちんとたどり着いていたという経験を持つ方も多いと思います。後で同席していた人に自分の様子を聞くと、楽しそうにカラオケで歌っていたとか、ちゃんと割り勘の計算をして、幹事の役割を果たして電車に乗って帰って行ったなどと言われて、記憶がないにもかかわらず泥酔していたわけではなく、案外ちゃんと行動できているので自分でも不思議に感じることがあります。 英語ではこうした一時的記憶喪失現象を「ブラックアウト」と呼びますが、時間的には数分から数時間の記憶がない状態です。米国・ミズーリ州セントルイス市にあるワシントン大学医学部の和泉幸俊教授らがThe Journal of Neuroscience 2011年7月6日号に発表した研究で、過度な飲酒によるアルコールが脳細胞を殺してしまうので記憶がなくなるのではなく、アルコールによって、ニュ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く