東京市部に住んでいる。 昨日は休日出勤をしていて帰宅したら20時だった。 妻や子供は食事を終えていたが、妻が父の日だから、とお寿司を出してくれた。 駅前の有名商業施設の地下食料品売り場で買ってきてくれたものだ。 そこのお寿司はお菓子のように個別に一貫ずつ透明のラップのようなもので包装してあって、自分で好きなものをバイキング形式にて選んで購入することができるものだ。 食卓についた私は一気に包装紙を剥がすようなことはせず、食べたいネタをそのつど一枚づつ包装紙を剥がして食べ始めたのだが、3貫目で包装紙を剥がす手が止まった。 シャリの中に何かいる。 GKBRの死体である。 私はひどく驚いて、素っ頓狂な声をあげた。何事かと覗き込んだ妻もわぁっと驚きの声をあげる。 保育園に通う子供もかけよってくる。おとうさんどうしたの? さて、ひとまずクレームである。 だってひどい話ではないか。私は既に2貫ほど食して