【シンガポール=宮野弘之】人材コンサルティング企業のECAインターナショナルが毎年まとめる「外国人にとって住みやすい世界都市ランキング」の08年度版で、アジア人にとって最も住みやすい都市は10年連続でシンガポールとなった。また、3位神戸、4位横浜に次いで、東京も6位と前年の15位から急浮上した。ベスト10ではシドニー(2位)、メルボルン(4位)、デンマーク(6位)キャンベラ(8位)、バンクーバー(9位)、ウェリントン(9位)。香港は11位、台北56位、上海75位、ソウル77位だった。 この調査はECAインターナショナルが毎年、世界の主要都市を対象に政治情勢や環境、住居、医療、治安、レジャー施設などを調査し、駐在員に必要な手当などを検討する材料としている。 中国ではほかに南京96位、北京99位、深セン112位、天津115位など。北京はオリンピック効果もあり前回より13位ランクをあげたが、同社