昨年まで破竹の勢いを見せていたソフトバンクモバイルだが、なんだか最近、ちょっと勢いが弱まっているように感じる。 例えば、先頃発表された春商戦モデル。ダブルワンセグチューナーを搭載したシャープ以外は、どれも個性に乏しいものばかり。VIERAやNECなどはNTTドコモ向けをそのまま持ってきてしまったかのようだ。ちょっと前なら、PANTONEの20色展開やシャア専用ケータイ、昨年は「インターネットマシン元年」として、シャープのフルキーボード搭載モデル「922SH」や、アップル「iPhone」、「OMNIA」などで話題を振りまいてきただけに、拍子抜けしてしまった。 また、料金施策にしても同様だ。月額980円の「ホワイトプラン」で契約者数を爆発的に増やし、他社も980円に追随せざるを得ない状況を作り出したのは立派だった。Yahoo!BB・ADSLのような価格破壊をケータイ業界を起こしたのは、まさに革