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heartbeatに関するokinakaのブックマーク (10)

  • [3]Heartbeatで監視、Pacemakerでフェイルオーバー

    HAクラスタは、複数のコンピュータ(以下、ノードと呼ぶ)が相互に通信して健全性を確認し、健全なノードのどれかでサービスを提供することによって、全体として可用性を高める。 したがってHAクラスタには、次の2つの要素が不可欠だ(図1)。 ・健全性を相互に確認するためのノード間の通信 ・健全なノードでサービスを動かすための判断と制御の仕組み 前者を担当するのがHeartbeat、後者を担当するのがPacemakerになる。 Heartbeatは「クラスタノード管理システム」として動作する。Heartbeatを実行しているノードは、「ハートビート」と呼ぶパケットを他のノードに向けて定期的に送信する。他のノードは、応答を返す。一定時間以上応答がないノードは、ダウンしたと見なされて、クラスタノードから取り除かれる。 これに加えて、HeartbeatはPacemakerが必要とする通信を仲介し、Hear

    [3]Heartbeatで監視、Pacemakerでフェイルオーバー
  • [1] オープンソースのクラスタソフトLinux-HA

    「障害が発生しても止まらないシステムを実現したい」「災害に備えたリアルタイムの遠隔バックアップやシステムの二重化を行いたい」「大容量データをバックアップしたい」---震災以来、これらはシステムにとっての大きな課題となっている。 これらを実現するHA(高可用性)システムは、無償で利用できるオープンソースソフトウエア(OSS)で実現できる。そのためのOSS群が「Linux-HAクラスタスタック」である。 Linux-HAクラスタスタックは、仮想化環境やクラウド環境で使うこともできる。今回を含めて5回にわたって、Linux-HAクラスタスタックおよびこれを構成するソフトウエアの概要を紹介する。 HAクラスタの仕組み サーバーハードウエアの故障やメンテナンス、ソフトウエアの動作障害については、2台のサーバーを用意して、Linux-HAクラスタスタックのHeartbeatとPacemakerなどのク

    [1] オープンソースのクラスタソフトLinux-HA
  • 第9回 Heartbeat のパラメータを理解する

    Heartbeat には,クラスタリング動作に関するパラメータがいくつかあります。 今回は,設定パラメータを通じて,クラスタリング動作に関して,さらに理解を深めていきましょう。 クラスタリング動作に関するパラメータは,大きく2つに分けられます。ハートビート通信に関するパラメータと,リソース監視・制御のパラメータです。 ◆ハートビート通信に関するパラメータ ハートビート通信に関するパラメータは,「ha.cf」で設定します。次の5種類があります。 (1) udpport ハートビート通信で利用するポート番号を設定できます。構築したクラスタ環境では次のようになっており,コミュニティ推奨の udp/694 としています。 もし,udp/694 が他のアプリケーションで利用されているような環境では,パラメータを変更することで対応できます。 (2) keepalive クラスタ・ノードから,ハートビ

    第9回 Heartbeat のパラメータを理解する
  • heartbeatとldirectordを使って自律負荷分散型のWWWサーバを構築する

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

    heartbeatとldirectordを使って自律負荷分散型のWWWサーバを構築する
  • 第7回 クラスタ構成を拡張させよう(準備・設定編)

    今回,「1+1Crossクラスタ構成」に拡張していきます。1+1Crossクラスタ構成にすると,待機系のサーバーでもサービスを提供しているため,有効活用できます。もし一方のノードが故障した場合は,他方のノードにフェイルオーバーして,サービスを継続提供することになります(図2)。 1+1Crossクラスタ構成は,待機系ノードを有効活用できる一方で,図2 のように,故障に伴いフェイルオーバーが発生した後,いずれかのノード1台で,2つのサービスを提供することになります。そのため,平常時と比較して,パフォーマンスが低下するというデメリットがあります。 この1+1Cross構成は「双方向スタンバイ構成」「現用/待機 双方向構成」「現用/待機 たすき掛け構成」などとも呼ばれます。 1+1Crossのリソース・イメージ 前回までは,Webサーバーを冗長化させましたが,1+1Crossクラスタ構成に拡張す

    第7回 クラスタ構成を拡張させよう(準備・設定編)
  • 第6回 「Heatbeatでクラスタリングを作ってみよう」(動作テスト編):動作テストの詳細手順

    Heartbeatの起動 それでは,Heartbeatを動作させたいと思います。 [1]crm_monの起動 Heartbeatの動作状態を確認するために,「crm_mon」というクラスタ状態を表示するコマンドを用います。Heartbeatを起動させる前に,いずれかのノードで,次のコマンドを実行しておきます。

    第6回 「Heatbeatでクラスタリングを作ってみよう」(動作テスト編):動作テストの詳細手順
  • 第5回 「Heatbeatでクラスタリングを作ってみよう」(設定編):OS,Heatbeatの設定手順

    第5回 「Heatbeatでクラスタリングを作ってみよう」(設定編):OS,Heatbeatの設定手順 ◆ 設定ファイルの準備 Heartbeatでは,以下の4つの設定ファイルを用意する必要があります。 ●ha.cf:クラスタ基設定ファイル。 クラスタ・ノードやハートビート通信に関する設定などを記述します。 ●cib.xml:クラスタ詳細設定ファイル。 リソース監視やフェイルオーバ・ポリシーに関する設定などを記述します。 ●authkeys:ハートビート認証設定ファイル。 ハートビート通信の認証に関する設定を記述します。 ●logd.cf:ログ出力設定ファイル。 ログの出力先やデバッグレベルに関する設定を記述します。 これら設定ファイルをゼロから作成するのは手間がかかるため,今回は,サンプル・ファイルをカスタマイズしていきましょう。ここからファイルをダウンロードし,/etc/ha.d/デ

    第5回 「Heatbeatでクラスタリングを作ってみよう」(設定編):OS,Heatbeatの設定手順
  • 第4回 Heartbeatでクラスタリングを作ってみよう (インストール編)

    インストールの事前作業 Heartbeatをインストールする前に,以下の手順 [1]~[3] を,クラスタ・ノード2台(hb01, hb02)それぞれで行います。 [1]watchdogに関する設定 Heartbeat自体が故障したときに,OSの機能でマシンごと強制停止し,適切にフェイルオーバーするための準備として,OSの設定ファイル「modprobe.conf」に,「watchdog」設定に関する記述を追加します。 watchdogは,最初にセットされた値(初期値)を一定時間間隔でカウントダウンさせ,0になるとシステムに割り込みを起こし,システムを再起動させる仕組みのことです。Heartbeatは,定期的に初期値をリセットし続けます。もし,Heartbeatが停止した場合,初期値が再設定されないため,カウントダウンが起こり,最終的にシステムが強制停止することになります。 CentOSの端

    第4回 Heartbeatでクラスタリングを作ってみよう (インストール編)
  • 第2回 Linuxで動作するHAクラスタリング・ソフト

    24時間止められないシステムの多くは,HAクラスタリング・ソフトが活用されています。従来,こうしたシステムはUNIXサーバーで構築されていましたが,近年,Linuxサーバーも使われるようになってきました。それに伴い,Linuxサーバー用のHAクラスタリング・ソフトが増えてきています。 Linuxサーバーのクラスタリングは,現状では商用のHAクラスタリング・ソフトが多く利用されています。代表的なソフトには,サイオステクノロジーの「LifeKeeper」,NECの「CLUSTERPRO」,ヒューレット・パッカードの「ServiceGuard」などがあります。 また,データベース管理システムやアプリケーション・サーバーなどがHAクラスタリング・ソフト相当の機能を自前で持っている場合もあります。これらの機能を利用する際には,HAクラスタリング・ソフトは不要となります。ただし,提供される監視機能など

    第2回 Linuxで動作するHAクラスタリング・ソフト
  • Heartbeat+独自ドメインでセキュアな世界のその先へ − @IT

    最終回 Heartbeat+独自ドメインでセキュアな世界のその先へ 面 和毅 サイオステクノロジー株式会社 OSSテクノロジーセンター 開発支援グループ グループマネージャー 2008/7/16 第8回、第9回に続き、SELinuxを用いたクラスタリング環境を強固なものにする方法を解説しましょう。今回は、Heartbeatに独自ドメインを設定し、よりSELinuxを有効に活用してセキュリティを高めたシステムにしていきます。 引き続き、検証環境として図1のような環境を想定しています。 プライマリ :CentOS 5.1 セカンダリ :CentOS 5.1 の2台のマシンが、アクティブ/スタンバイのクラスタリングを構成し、 仮想IPアドレス(クライアントPCからApacheに接続する際のIPアドレス) 共有ディスク(Apacheのコンテンツファイルを格納) Apache(仮想IP上で動作) を

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