QuickSightの分析で、段階的に絞り込みたいケースがあるかと思います。これを実現する機能がいくつか用意されているので、ご紹介したいと思います。 サンプルデータ 今回はサンプルデータとしてe-Statの社会・人口統計体系 / 統計でみる市区町村のすがた2020 / 基礎データ を用いて、市区町村別の人口分布を表にしてみます。また都道府県のマスタとして総務省の全国地方公共団体コードも利用しています。 これらを用いて、都道府県→市区町村で段階的に絞り込み選択した市区町村の人口分布を見られるようにしていきます。 準備 下準備としてダウンロードしたExcelファイルをCSVファイルに変換し、S3にアップロード、AWS GlueのクローラーでAmazon Athenaのテーブルスキーマ定義を作成しておきます。QuickSightのデータセットでは、この2つのテーブルを都道府県・市区町村コードでJ
