セレーゾ氏ら候補 関塚氏消滅で20年連続ブラジル人監督…鹿島 00年から6年間、鹿島で監督を務めたトニーニョ・セレーゾ氏(右は小笠原) 鹿島は4日、次期監督をブラジル人に任せる方針を固めた。ジョルジーニョ監督(48)の電撃退任を受け、ロンドン五輪代表で監督を務めた関塚隆氏(52)を有力候補にリストアップしていたが、消滅。19年連続でブラジル人監督が務めている伝統を優先させ、4年ぶり8度目のリーグ制覇を目指すことになった。 鈴木満常務は「総合的に判断して、来年はブラジル人監督にすることを決めた」と断言した。これまで日本人が指揮したのは92、93年の故・宮本征勝監督の1人。その後はブラジル人が指揮し、J最多となる全16個のタイトルを獲得してきた。今回はその実績を考慮しての決断。後任について当初「日本人なら関塚しかいない」(同常務)としていたが、この日リストから外した。 現時点では00年から6年