僕には追悼記事を書くと必ずニ連チャンになってしまうというジンクスがあるようだ。9月26日、東京ローズことアイバ・戸栗さんが亡くなったというニュースが入ってきた。享年90歳だった。 「えっ、誰それ?」と言う人は読むべし読むべし。 まず話は100年前にさかのぼる。19世紀の終わりから20世紀の初頭にかけて、貧困から逃れるため、大勢の日本人がアメリカへとわたっていった。いわゆるアメリカ移民である。そうした中に森山、釜萢(かまやつ)兵一、戸栗遵(とぐり...じゅん?)という3人の日本人がいた(森山氏の名前はあいにくわからない)。 森山はかの地で写真術を学び、サンフランシスコで写真屋を始めた。釜萢兵一はサンフランシスコ近くのオークランドでテーラー、やがて洗濯屋、やがて古着屋を開業した。戸栗遵の仕事は...よくわからない。とにかくそうやって仕事を始めた彼らは、じきに妻を娶り、そして子供が生まれた。 1
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