米オハイオ州シンシナティで演説するジョー・バイデン前副大統領(2020年10月12日撮影)。(c)JIM WATSON / AFP 【10月15日 AFP】英科学誌ネイチャー(Nature)は14日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)への「惨たんたる」対応を真っ向から批判し、大統領選の対立候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領を支持すると表明した。 世界で最も権威のある学術雑誌の一つであるネイチャーは、近現代史において、各科学機関や米司法省、選挙制度そのものといった極めて重要な機関や制度を「これほど執拗(しつよう)に攻撃し、弱体化させた米大統領はいない」とした上で、2015年に締結された地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」と、イラン核合意から米国を離脱させたとトランプ